オプション相談会で頼むのは最小限がいい
結局、インフラ的要素は発注したが、好みが生じるような物はほとんどキャンセルになった。理由はそれぞれに書いたとおりだが、その結論に至った大きな要因は何か言えば、価格がサードパーティー提供の場合に比べて明らかに割高であるからというのが第一点。悪く言えばぼったくりと言ってもいい。展示即売会のようで、場所を拘束されて目の前に並べられると買わねばならないような気分になるが、市場価格の調べのつかない人や、リフォームなどの経験のない人に体良く売りつけようとする姿勢が見え見えで、情弱ビジネスのような有様に飲まれることはない。
次に、趣味性が大きく反映されるインテリアにおいては、感覚が古くて今のセンスに追いついていない。特にモダン系において、潜在顧客のセンスは近年すごい速度で洗練されてきているが、提示物の時代遅れ感は購買意欲を殺ぐ。今回、特にカーテンだのタイルカーペットだの壁面収納だのについては、それを強く感じた。各案内者の風体を見ても、センスを感じる人はごく少数で、会社員が休日出勤で販売に勤しむ以上のものを感じなかった。要するに、インスパイアされるような物はなく、顧客のためになるよう取り組む姿勢ではなかったということだ。
お仕着せといかに抗うかというマインドは、快適な生活を組み立てたいなら、忘れてはならない。自分のための生活、自分のためのスタイルで、日々それに囲まれる空間を演出するなら、提示されたものを積極的に採り入れたいか否かという自らの感覚を最優先すべき。「まあいいか」や、「しょうがないか」と自分を曲げる前に、いつでもそれを断る自由があると思っておくとよい。
という訳で、見送りまたはキャンセルが多々発生した。指定期日内に電話で申し入れたのだが、キャンセルについては理由を聞かれるでもなく、食い下がられる訳でもなく、修正版の注文書と請求書を郵送します、とのあっさりした対応。キャンセルした項目については、新しい業者や、複数知っているリフォーム業者、それぞれに特化した専業の会社で競争を知っているところに頼むつもりだ。
