音楽レビュー Miki Purnell

Swingin’ To The Sea (2013)


(★★★☆☆ 星3つ)

広島で生まれ育ち、岡山大学医学部時代に初めてジャズに接し、大学卒業後は医者になり、今も現役でサンディエゴ在住の医師なんだそう。で、そうした経歴はさておき、歌なのだが、声質は少しコケティッシュで軽やかな感じ、決して嫌いな方ではない。 Lynne Fiddmontのような感じだ。

のだが。発音がどうも俺的には受け付けない。まあかなり頑張っている方なんだろうが、「日本人としては」の但し書きつき。日本人は英語を習得しようとする時、母音の発音がダメな場合が多い。あいうえおに当てはめてしまっているのだ。ジャパングリッシュな発音癖が歌で聴こえてくるのはどうにも苦手で、その辺が気になってしょうがなかった。
歌うたい自体が下手なわけではないので、お医者さんがご趣味でなさるならどうぞ、といった感(注:医者を揶揄していっているのではない。聴かせるに足りない、という意味だ)。昔、阿川泰子なんかの日本女性のジャズシンガーが出てきて流行った時代に逆戻りした印象で、特段見るべきところはない。二足のわらじは難しいものだ。(2013/7/9 記)

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