RareはPiper-Heidsieckから独立したブランドになって久しい。ドンペリニョンとモエ・エ・シャンドンのような感じだろう。PHのトップキュヴェ時代から独立後まで何本か飲んでいるが、今回のこれは2026年5月現時点での最新キュヴェ、ただしロゼは2014年が最新。

Rare (レアと読ませているがPH時代はフランス語の読みに近くラールと言われていた記憶がある)Millésime 2013のセパージュはシャルドネ7割とピノノワール3割。ドサージュは9g/lと、クラシックな造り。8年以上の熟成。
色は明るめのゴールド。いちいち引き合いに出されるのはRareとしては本意でないとは思うが、PHはもっと濃い色のものが多い。

そして味、香り共にRareらしいなと思うのは、パイナップル、ドライマンゴー、パッションフルーツなどのトロピカルフルーツを感じさせるところ。どのヴィンテージにもこれは感じられるところで、Rareのキャラクターと言ってもいいふくよかさなのだが、2013年には今までよりも明確にそれを感じた。
飲み始めにはパッと華やかなトロピカルなフレーバーが一番先に感じられるが、飲み進めるとシャンパーニュらしい花や蜜のニュアンスがより明確になる。液体はスムーズで、全体を通じてプレステージラインらしさを感じられるうえ、アラベスク模様をあしらったメタルのエチケットも独特の華やかさで、今回パートナーの45歳の誕生日の1本として選んだのだが、お祝いや特別なシチュエーションで喜ばれる一本。

