(★★★★★ 星5つ) 観ようと思っていてひきずっており、ようやくこの時期になって観たのは、若松監督の1周忌。呼ばれていたのだろうか。それはともかく、漫画本は本のレビューの中唯一の漫画本としてレビューしているが、テーマの…
カテゴリー: レビュー
私個人の好き・嫌い・実体験の記録・印象を記したページです。
現在、音楽、書籍、映画、飲食店の4分野があります。
評価の凡例は以下のとおり。
★★★★★(星5つ)・・・ 最高に素晴らしい。他人にも是非お勧めしたい
★★★★☆(星4つ)・・・ 充分に満足、そのための時間を費やす価値がある
★★★☆☆(星3つ)・・・ 至って普通、特に不満はない。お好きならぞうぞ
★★☆☆☆(星2つ)・・・ 残念。不満やフラストレーションを感じる
★☆☆☆☆(星1つ)・・・ そのための時間が無駄、腹立たしい
☆☆☆☆☆(星ゼロ)・・・ 話にならない
なお、レビュー対象物の営業に関わる
個人・会社・団体の誹謗中傷や信頼失墜を目的とするものではありません。
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丸尾末広(著) (★★★★☆ 星4つ) このホームページのレビューで漫画を扱うのは最初、そして唯一になるだろう。漫画は趣味でないので。さて、この『芋虫』江戸川乱歩原作というので、見る気になった。芋虫は2005年に一度映画…
流れる (★★★★★ 星5つ) 幸田の姓でピンときた人はなかなかインテリ。幸田文は幸田露伴の次女。俺は露伴には興味がなくて、日本史で出てくる文筆家、くらいの認識しかない。この作品も露伴の次女だから読もうと思ったわけではな…
北大路魯山人(著) (★★★★★ 星5つ) 料理に関し、本質と上質を見極め、求道するについて、魯山人は最右翼だったと言える。この本は魯山人の『料理王国』その他から、食についてのエッセイや一言を集めた本だが、「そうそう」と…
天使の囀り (★★★★☆ 星4つ) 『クリムゾンの迷宮』が、常に予想の範囲内に収まり続ける展開なのに対し、『天使の囀り』は期待している裏切り=意外性をくれるので、ホラーに馴れた人が読んでも楽しめるだろう。先を読み進めたい…
古都 (★★☆☆☆ 星2つ) これに高評価を与える人は、川端康成が高名であったことに引きずられている人だ。端的に言うとブランドの盲信、詳しく言うと文豪の著作は名作に決まっているという洗脳に毒されているとでもいおうか。この…
開高 健(著) (★★★★★ 星5つ) 『最後の晩餐』と同じく、食に関するエッセイだが、こちらは珍しい食材をもとに持論を展開している。パッと見(読み)はやさしく、スイスイ読めるのだが、そこには途方も無い知見と食に対する深…
みずうみ (★★★★☆ 星4つ) 分類するなら幻想小説ということになるだろうか。物語は三部構成になっている。月に一度村を水浸しにするみずうみと不思議なしきたりに暮らす村の話からスタートして、童話を聞くような気持ちで第一部…
波のうえの魔術師 (★★★★☆ 星4つ) 金融エンターテインメント小説、とでも言ったらいいのだろうか。老相場師に雇われた大学生が次第に株式にのめり込み、相場師とともに大銀行相手に大きなディールを画策する物語。と聞くと株式…
死神の精度 (★★★★☆ 星4つ) 前に読んだ↓の『重力ピエロ』が肩すかしだったが、『オーデュボンの祈り』は面白かったので、伊坂幸太郎という人を捨てきるには忍びなく、読んでみた。さて、雑誌の連載を1冊にまとめたもので、シ…