癌の記録 入院・手術

※以下、自己の記録として。一部、生理的描写について敏感な人にはふさわしくない表現があるので、読む場合には注意。

入院までの経過

これを記す前に、まず安心材料から。前に「ある徴候」として書いた脇の下のリンパ節に違和感があった件は、なんともなかったようだ。気になるので、手術前に再診を受けておいたが、結果、離れている場所にいきなり転移するということもなく、無関係と。それはそれで安心として、入院受付の電話を待つ。病院は常に満床状態で、手術の前日に入院→手術→回復して大丈夫そうだったらすぐ退院、という風に回していく必要があるようだった。再診時、手術予定を直接医者から聞く。予定のびっしり書かれた手帳を見ながら、医師は、予定日を教えてくれた。そして何かあった場合の後見人制度なども記した公正証書の認証が滑り込みでOKとなり、入院一週間前の日、病院から電話連絡があって、10/9に入院することに。前日、用意した書類を見返し、着替え等をパッキング。

入院初日 手術前日

午前中に手続きのため、付き添いのパートナーじょにおと共に病院を訪れると、ロビーは混み合っていた。書類を提出し(何かにつけてサイン、印鑑だ)、病棟へ向かい、看護師に案内されて病室へ。場所柄、眺めはとてもいい。高層階ということもあって、高級ホテルのような眺望だ。お台場からレインボーブリッジ、浜離宮恩賜庭園から汐留の高層ビルまでが見渡せる。

左手前は旧築地市場。もうほぼ跡形もない。
左手前は旧築地市場。もうほぼ跡形もない。

(レンタルすれば)パジャマとタオルは汚したとしても1日何枚も交換可、高級ホテルよろしく、アメニティセットも渡される(有料ベッドの場合)。無料Wi-Fiも完備。が、もちろんここは病院。ベッドは電動ではあるものの簡素だし、床はリノリウム、ラウンジソファーもない。当然だ。贅沢は言うまい。

看護師から施設の使い方の説明を受け、手術前日から退院までの流れを説明してもらう。当然、説明を聞いたことと、それに同意したことについての文書に署名せねばらならない。今は何でも書面にしておかないと、厄介事の際に困るのだろう。

それが終わり、ちょうどお昼時に差し掛かっていたので、最上階のレストランに行き、じょにおと最後にそこでランチを食べ、仕事の予定が立て込んでいるじょにおとは別れる。

午後は、まず術前口腔ケアを受ける。やっておくと、呼吸管挿入の必要ある手術を受けた際に肺炎の発症リスクを低下させるとのことだ。俺の場合、問題のある歯や歯肉炎等はないので、歯石取りのクリーニングのみ。
次いで手術についての説明を担当科の医師(執刀医とは別の年齢が比較的若い医師)から受ける。科や人により違いはあるのだろうが、その人も、執刀医も、丁寧な説明と、疑問に対する明快な答えぶりで、俺は好感を持った。手術の概要は後述。

その他、手術の危険性の説明等を受け、様々な同意書にまた署名し、一通りの予定はおしまい。パジャマが届くが、それに着替えてしまったらもうその生活に入らねばならないシンボルのようにパジャマが感じられて、しばらく来た普段着のまま過ごす。が、シャワールームを使える時間が限られているので、夕方体を洗ったら、パジャマに着替えて、そこから先はもう自分はいっぱしの入院患者風情。夕方検温と血圧測定があり、夕飯(もちろん病院食)が出てき、横たわる。暇でしょうがないので、スマホをいじりっぱなし。夜9時の消灯時間後、あまりに暇を持て余すが、寝るしかない。(次ページへ

2 Replies to “癌の記録 入院・手術”

  1. こんにちは❗
    その後、如何ですか❓
    ブログを読んでいて、大変な手術だったんだな改めて思いました。ちょっと僕が同じ立場になっら、決断できないかなと思いました。
    チンチンの件ですが、やっぱり何事も笑いに変えるというのは、大事だと思いました。それが大変であればあるほど。
    かなり昔、胃癌の手術を受けた友人が術後がまた大変だったと話していたことを思い出しました。暫く大変かと思いますが、どうぞご自愛下さい。

    1. はい、今回の手術の回復はまずまずで、食事に関しては何でも食べられるようになりました。
      後日対処が必要なことも出てきてしまったのですが、それはまた術後のこととしてまとめて書こうかと思っています。
      チンチンの件は看護師さん、よほど苦手分野で照れ隠しが裏目に出たのか何なのか。こっちが冗談としてやり過ごす手に出る他ないですね。
      いつもお気遣いいただき、ありがとうございます。

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