次の車、決まる。ジャガーXE

まず、車好きゆえ、数年に一度しか訪れない新車選びの記事は長くなることをご了承いただきたい。

ジャガーXEに決定 積極的に選ぶ理由は

次の車を決めるにあたってあれこれ候補を並べてはみたものの、実は内心ほぼ決まっていた。上記のブログでは消去法的書き方をしていたが、ジャガーXEはいつも念頭にあった。そして、それに決めた。

ジャガーXE
ジャガーXE

ジャガーXEを積極的に選ぶ理由は何か。

それはまず、美しいからだ。今の車はモデルチェンジするたびに押し出しが強くなるばかり。エグいフロントスポイラー、無理なキャラクターライン、わざとらしいブリスターフェンダー等々。しかし、ジャガーXEは、示威とは無縁で、たたずまいそのものが存在の説得力を持つ。イアン・カラムの手になるそのデザインには、流麗とか端正という言葉が似合う。ジャガーの伝統である、エレガントなスポーティーネスを4ドアサルーンに自然に落とし込んだ破綻のないデザインは、無理やり4ドアやSUVにクーペを作ってデザイン性を謳う車とも完成度が違う。

スポーティーエレガンスを体現したデザイン。
スポーティーエレガンスを体現したデザイン。

そして、存在の独創性。俺はどうやら天の邪鬼で、人と違う方を常に選びたがる傾向がある。大勢に巻き取られることを拒否する生き方が、自分のway of lifeだと自覚している。何も考えずそれを選んでおけば安心、といった事物の選び方ではなく、それを知ったうえで、他にどんなやり方や選択肢があるかを、常に考えるタイプだ。そういう人間にとって、メルセデスC、BMW 3、アウディA4が席巻するクラスにおけるXEのチャレンジャーとしての立場は、思わず目を向けずにはいられない。
高級市場では、人の選択はオーセンティックになりがち。有名だから・売れているから信頼できるはず、と盲目的にそれを選んで安心する。あるいは、そうしたよくあるコードを守ることで自分の存在が評価されるといった安直な理由でものを選択する。しかしそうした姿勢は「それはそれでなければならないのか」とか「他の存在は許されないのか」とかという、alternativeな余地を狭める。俺はそこに対して、牙を剥いていたいのだ。

たかが車選びにそんなことを考えるのか?と思うかもしれない。しかしどうだろう。乗っている車がその人のライフスタイルや、姿勢を表していないといえるだろうか。○○に乗っている人は××、というイメージを抱いているだろう。逆に、そうした既存イメージで人を類型化する人に対しては、そこに想定のない「わからない物」を見せて疑問を突きつけることをしたい。メルセデス・BMW・アウディばかりを見てきた人に「あれは何だ?」と思わせるのは、楽しいではないか。(次ページへ

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