2度目の台北旅行 2日目

2日目、台湾プライド当日。どうやらプライドの公式サイトはあてにならないようだ。当日を過ぎても工事中のままだった。プライドのサイトに限らず、台湾ではフェイスブックを使うのが主流の模様。フェイスブックを使っていない(というか忌避している)俺としては不便。ともあれ、ツイッター等で情報は得ているので、集合場所もパレードのルートも分かってはいる。

パレードへの準備と昼食

さて、出かける時はせっかくなので、レインボーカラーの入ったTシャツで行くことにした。初日のブログで書き忘れていたが、Taiwanizeで服を買ったのだった。

買った服。右上2つがレインボーをあしらったTシャツ。
買った服。右上2つがレインボーをあしらったTシャツ。

このTaiwanaizeは今年の東京レインボープライドにも出店していたメーカー。名前は公式サイトによると「台湾のファッションデザインを日常生活に溶け込ませた国際ブランドを目指してい」るとのこと。「国の名前+nizeはどこの国であっても気持ちが悪い」という意見もネットで目にしたが、特に植民地的支配を意味するものでなく、殊台湾の国際的地位を考えた場合にも、気持ちの悪いものではないと俺は思う。

そしてこのTaiwanizeは、このプライドの時期に合わせて開催された台北市国際レインボーフェスティバル(台北市國際彩虹文化節)の主たるスポンサーでもあり、積極的にLGBT文化を推進してもおり、その姿勢は評価したい。それをサポートする意味でも、ここのTシャツを買って着ることにした。

このようなリーフレットも発行している。右のカードホルダーはプレゼントでもらったもの。
このようなリーフレットも発行している。右のカードホルダーはプレゼントでもらったもの。

パレードの前には腹ごしらえ。前日夜に一緒に食事をしたよっさんと待ち合わせ、オーガニックの材料を使い地産地消をテーマにするレストランに赴いた。東雅小厨という店で、市の中心部付近にある。全体に味つけは薄めで、外食、特に台湾料理は濃い味付けが多いので、体にやさしく、ありがたい。

しっかり腹ごしらえをして、プライドの集合場所へ。

圧巻の台湾プライド

集合場所は一昨年と同じ。二二八平和公園越しに総統府を臨む、臺北府城 東門 (景福門)だ。政治的に無視できないロケーションをそうした会場に使うというのも、戦略的に巧いと思う。今年のプライドはルートも拡充されて、北・南・西の3ルートがあり、相当な人出。後のニュースで知ったところによると、今年は13万7千人の参加者だったとか。

最寄駅から大変な人出。
最寄駅から大変な人出。
集合場所。秩序が保たれていながらも熱気がすごい。向こうに見えるのが台湾総督府の建物。
集合場所。秩序が保たれていながらも熱気がすごい。向こうに見えるのが台湾総督府の建物。
参加のフロートがこのロータリーを回る度、歓声が上がる。話題のテスラがスポンサードしていた。
参加のフロートがこのロータリーを回る度、歓声が上がる。話題のテスラがスポンサードしていた。
出発を待つフロートと参加者。もちろんこれは極々ほんの一部。
出発を待つフロートと参加者。もちろんこれは極々ほんの一部。

不甲斐ないが、足の指の骨折が完治してないこともあって、パレードを歩くのは断念し、この様子を見届けて、我々は西ルートが通る場所へ地下鉄で移動し、観ることにした。移動して待つことしばし。ちょうど歩道橋があって、そこに上ると音が聞こえてき、見ると、すごい人数が延々やってくる。

東京でのプライドマーチでは、いつも外から眺めてみても面白いだろうなと思いながら、「参加することに意義がある」と、毎年歩いていたので、こうしてプライドマーチを外から見たのは初めて。

消失点の彼方まで人波が続いているのが分かるだろうか。
消失点の彼方まで人波が続いているのが分かるだろうか。

プライドはすごい。とてもポジティブなパワーを感じる。そして、昨今特に、分断と、いがみ合いと、衝突と、利権のせめぎ合いが顕著になってきている社会情勢下に生きていて、他人への視線は冷酷になりがちで、理解し合えているという感覚を持ちにくくなっているが、ここにいると、他人との価値観の共有や、違っていることへの理解や、人間愛を感じることができる。それを世界に広げようとして、志を胸に誇りをもって歩いている人々を見ると、思わずこみ上げてくるものがある。美しい光景だった。
やはり、パレードは良い。一度参加すれば、少なくとも見れば、その良さがよく分かるだろう。ところで、俺がひそかに涙を堪えているのを、隣にいたよっさんや、パートナーじょにおは気取っただろうか。

台北にしては肌寒い気温の日だった。しかし、延々と続く列を、参加して長時間歩く人々の熱意に敬意を表して最後まで見届け、一旦よっさんと別れ、ホテルのある西門へ戻る。西門にはブースが設けられていて、パフォーマンスが繰り広げられていた。

日本でいうと渋谷の交差点のような場所。
日本でいうと渋谷の交差点のような場所。
ホテルからもそれは眺めることができた。
ホテルからもそれは眺めることができた。

イベントの盛り上がりを遠くに聞きながら、しばし夕寝。そして夜は夜市に繰り出すことにした。

饒河街観光夜市

赴いたのは、饒河街観光夜市。士林と共に大きさで有名な夜市で、複数回台北を訪れたことのあるよっさんも行ったことがないというので、ここに行ってみることにした。土曜日の夜ということもあって、とても賑やか。

饒河街観光夜市の入口。日本人の思い描く通りの門が出迎える。
饒河街観光夜市の入口。日本人の思い描く通りの門が出迎える。

ここからは興味の向くままに眺め、買い、食べ歩く。

たらふく食って、西門にまた移動し、一杯引っ掛けていたら、スコールが降ってきて、突然の幕切れ。ホテルに帰った。この夜はサーキットパーティーがあったようだが、そちらはパス。あ!「お気楽、ノープラン」の旅なのにまた力いっぱい行動してる!

今回の旅行で訪れた場所の地図はこちら↓ 日ごとにレイヤーになっている

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2 Replies to “2度目の台北旅行 2日目”

  1. パレード、凄かったですね。
    あの人の多さと参加されてる誰もが笑顔なのを見て圧倒されそうでしたが、たくさんのパワーをもらえた様で感動しました。久しぶりのパレード参加でしたが、やっぱりパレードっていいですね。

    大概、海外旅行は一人で行くことが多いのですが、ご一緒していただきありがとうございました。美味しいものも食べれましたし、より一層楽しい旅行になりました。

  2. こちらこそ時間を割いていただいてありがとう!
    いつもはじょにおと2人だけど、3人も楽しいね。
    ご飯も色んなメニュー食べられるしね。(笑)
    いい時間を過ごさせてくれてあらためて感謝です。

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