東京レインボープライド2018に参加

メインゲート。渋谷方面から歩いてくる方に、今年から変わった。
メインゲート。渋谷方面から歩いてくる方に、今年から変わった。

土日に東京レインボープライド2018に行ってきた。土曜日は犬連れでパレードを歩くフロートの事前登録に行き、日曜日はパレードを歩いて、ブースを見て回った。

メインゲート。渋谷方面から歩いてくる方に、今年から変わった。
メインゲート。渋谷方面から歩いてくる方に、今年から変わった。
会場を見渡せる歩道橋から。左はノアノアと、右はプットニョスと。
会場を見渡せる歩道橋から。左はノアノアと、右はプットニョスと。

東京レインボープライドとは何かというそもそもの話をしておくと、LGBTが存在の可視化を通じて権利向上を社会に訴えるイベントである。昔はパレードのみだったのが、現在はイベント会場に様々な企業や団体のブースが並び、パレードのある週はレインボーウィークとして、ワークショップやクラブイベントなど、様々なイベントが開催されるようになった。

今年はパレードを歩いた人は7000人、会場への来場者は14万人とか。大きくなってきたようだが、東京の人口を考えると、まだまだパレード参加者は2桁少ないと思うが、それでも認知度は上がってきたように思う。

ブースは、少々企業プロモーション色が強くなってきたかなという感じはあるが、それでも企業によっては宣伝のみならず、パレードに貢献しようとする向きが見られ、全体には好印象だった。企業ブースのなかで頑張っているなと個人的に思ったのは資生堂。数多くのメイクアップスタッフを配し、来場者にメイクを施していて、人を素敵に見せることに貢献していていいなと思った。

興味深かったのは、国立市が独自にブースを出していたこと。国立市は今年4月に、性的指向や性自認などを理由にした差別の禁止を定めた「国立市女性と男性及び多様な性の平等参画を推進する条例」を施行している。職員対応も素晴らしかった。

国立市のブース。
国立市のブース。

今年は来場者の人数も多くなってきたので、ドラァグクイーンやコスチュームの人は相対的に少ないように感じた。俺としては、そうした人達も大事な構成員だと思っていて、一部の人から「認めてほしかったら奇抜な格好をするな」というのは、おかしいと思う。「普通の格好をしますから普通に認めてください」というのは、因習的な社会へのへつらいであって、普通の格好の人もいれば、思い思いの格好をする人もいて当然なのだ。そのことと、例えばイベントにかこつけて露出過多でわいせつ目的と思われる格好をする人が過去にいたという問題とは別だし、その格好が洗練されているかどうかとか、趣味がいいかどうかということともまた、別だ。

長年の知己であるドラァグクイーンのバビエノビッチと。彼女は毎年矜持をもって参加しファンドレイジングに貢献している。
長年の知己であるドラァグクイーンのバビエノビッチと。彼女は毎年矜持をもって参加しファンドレイジングに貢献している。

さて、パレードは昨年に引き続き、四国からやってきた友人こうすけと一緒に、じょにおと共に同性婚の団体で歩いた。

右からこうすけ、じょにお、俺、そして今回は何故かパレードを歩かなかった友人443。
右からこうすけ、じょにお、俺、そして今回は何故かパレードを歩かなかった友人443。

フロートは計38と多く、我々のフロートは19番目の真ん中。渋谷の町から明治通りを北上し、原宿を経て代々木公園に戻ってくるルートを歩き、会場に帰ってくると、まだ終盤のフロートは行進待ちで集合中だった。

会場は盛況。
会場は盛況。

会場の運営にも気配りがあちこちに見てとれ、パレードは年々良くなってきているように感じる。そして、主に若い世代が気楽に積極的に参加してきているのが喜ばしい。昨年からのLGBTに着目する潮流があるが、それが一過性のブームに終わらず、これからの権利向上・平等の実現に向けて各々が、また皆が力を合わせて邁進しようとする姿勢が感じられ、今年の東京レインボープライドは、とてもポジティブなイベントだった。

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