これから住み替えについて日記を何本か公開していく。随時公開はせず、晴れて契約成ったら公開することとする。売買を伴う住み替えは、資金計画を含め紆余曲折が予想され、また、契約面では随時公開に適さない性質のことも生じる可能性があるため。従って、今これが読めているということは、住み替え物件確保が成功したということだ。
背景
今住んでいるマンションは、付き合い始め同時期にパートナーが買ったもの。俺と知り合うほんの少し前にパートナーがたまたま見つけた中古の物件で、「将来一緒に住む人が出てくれば一緒に住んでもいい」という目算で買ったら、ほどなく俺と知り合い、付き合って半年して一緒に住み始め、15年経過して今に至る。物件の特徴としては
- 東京23区外の市で都心から私鉄で20分ほど。最寄りは急行停車駅。駅から徒歩4分
- 築20年少々
- 中層建て最上階
- 最上階は2戸のみで、隣戸とは共同廊下を挟んでいて接していない。従ってほぼ独立住戸
- 街道に面した物件だが隣戸が街道沿いで、そこから隔たっているため静か
- 変形や特殊ではないが少し変わった間取り(窓が多く、部屋が横に連なっている)
- 分譲マンションでは珍しく、ロフト(約5畳)あり
- 給湯施設、ガスレンジとレンジフード、エアコンは2010年代半ば~後半にかけて換装済み
- バス・トイレ・洗面は2023年にリフォーム済み
- ペット可
といったところだ。2人と犬2頭、住んでいるにあたって特段不便もなく、というよりは至極快適。一緒に住み始めてから徐々に家具も買い替えたり買い足したりし、今はその必要もない状態で、ここでの住み方としては完成形と言ってよい。上にリスティングした特徴の他、主観事情としての利点は、職場もパートナー実家も徒歩圏でいわゆるスープの冷めない距離いうことも大きい。水回りに関しては、設備的不具合はなかったものの、デザインが従前のものを気に入っておらず古さも感じるので、よりよくしようとリフォームを実施して、今に至る。住み替える理由は、築年だけだ。
一度住み替え計画を中断
実はコロナ禍が始まる前に、一度住み替えを検討したのだが、不便や不満を感じていないので、優先度も熱意も低め。数件中古物件を見たのだが、値段に見合う魅力を感じるものではなく、また、住み替えるならと仲介業者に現住マンション居室の査定を依頼したら、えらく低く見積もってきて(その業者は現住物件の仲介業者だったので、値段が高騰する前の買値を知っている)不信感を生じ、そこで住み替え活動は一旦ストップ。
そこへ持ってきて2019年8月に俺の癌が発覚して手術。ほどなくコロナ期に入り、2021年には俺の癌の再発もあって治療をしたため、住み替えに関しアクションしていなかった(癌の記録についてはこちら)。
(次ページへ)