分収育林を見に行ってきた


さて、そんな訳で林を見てきたのだが、これは自分の中で、過去と区切りをつける意味として重要だった。これで、あの辺りは縁のある土地から、かつて知っていた所となる訳だ。奈良井宿を歩いている時には、自分の中にこんな感傷的な部分があるものなのかと、自分で驚くほどだったが、それにより、そうして実地でその地を踏んでみて、感情を確かめ、整理をつけることができた。

当初、奈良井に行く予定ではなく、今回どうしようか迷っていると、パートナーに事前に相談した時には、パートナーは「今度一緒に行こう。案内してよ」と言ってくれた。これで、多分、今度もし行くならその時は複雑な気持ちがすることなく、観光気分で、パートナーを案内することができるだろう。

追加 祖父宅前で写した写真がないか、探してみた。実は、古い写真のほとんどは、没交渉である母の元にあるか、実家にあって、実家が処分された時に一緒に捨てられたかで、俺の手元にはほとんどない。そんな中、1枚の写真があった。

右から祖母、祖父、俺、祖父宅のお手伝いさん。

この日は診察があったのだろう、祖父は白衣を着ている。