2泊3日沖縄旅行 3日目


2日目から続く

焼失後の首里城へ

最終日。朝はクラブラウンジでなく、2階にあるsakurazakaという名のメインビュッフェで。こちらの方が18階のクラブラウンジよりも遥かにメニュー豊富。ラウンジの朝食は洋食メインだったが、こちらでは和食(沖縄料理)もある。

食べたい物を好きに取った結果として洋食と沖縄料理のコンビネーションに。
食べたい物を好きに取った結果として洋食と沖縄料理のコンビネーションに。

部屋に戻って、荷物をあらかた別便にパックして取りに来てもらい、東京に送る。二度寝して、クラブラウンジでチェックアウト。ロビーのレセプションは朝は混み合うので、チェックアウトがクラブラウンジでできるのはとても楽。送った荷物の他、機内持ち込み荷物は最小限にして、キャリーケースに納め、夕方まで預けてタクシーで外出。今日は首里城に向かうのだ。

昨年10月31日(30日深夜)に発生した火災で消失してから約1年。現状を見ておかねばと向かった。パートナーじょにおは過去数度那覇を訪れているが、その時には首里城には行かず、従って現場で首里城を見たことはなく、曰く「呼ばれていない(縁がない)」のだと。今、建物がないとしても、行くにはいい機会だ。

城は消失してもなお門番を務め、客人を迎え入れる狛犬(右)。
城は消失してもなお門番を務め、客人を迎え入れる狛犬(右)。
同 右。
同 右。

狛犬の画像は16:9に切っておいたので、待受にでもどうぞ。(笑)

さて、敷地内は広大。かつての琉球王国の栄華を窺わせる。きっちり組み上げられた石垣は延々続き、角のカーブが美しい。正殿前までゆっくり登っていき、有料エリアに入る…前に疲れたので、エリア前にある休憩所で休憩。沖縄の菓子とさんぴん茶を喫する。

お昼前なせいか、我々以外に誰もいない。
お昼前なせいか、我々以外に誰もいない。

ひと息ついて中へ。あの、荘厳な緋色の建物がない。ないことはもちろん分かって入場してはいるのだが、ないという喪失感が、現実味を伴って感じられる。

かつての首里城正殿。2012年10月来訪時に撮影。
かつての首里城正殿。2012年10月来訪時に撮影。

正殿前の広場を睥睨するように威光を放って存在していた正殿を見上げたかつて。今では消失跡の工事中で、威厳の必要な建物の目線の高さの重要さを、無くして初めて意識した。

首里城正殿跡。2020年10月の今回の旅で撮影。
首里城正殿跡。2020年10月の今回の旅で撮影。
焼け跡に点々と束石が並ぶ。右中央端に写る螺旋状の物は、正殿の屋根に乗っていた龍、龍頭棟飾(りゅうとうむなかざり)の髭。
焼け跡に点々と束石が並ぶ。右中央端に写る螺旋状の物は、正殿の屋根に乗っていた龍、龍頭棟飾(りゅうとうむなかざり)の髭。

とにかく、痛々しいことこの上ない。これが燃え上がっているところを見た人は、胸がつぶれる思いだったことだろう。再建計画は進んでいるのだろうが、長い道のりになるのは間違いなく、また、失われたままになってしまうディテールも多いことだろう。歴史上幾度となく炎上したという首里城だが、この時代に戦乱もなく完全になくなってしまうとは。

那覇市内を眺める。城は失われ、コロナ禍に人々は喘ぐが、時は悠久に流れてゆく。
那覇市内を眺める。城は失われ、コロナ禍に人々は喘ぐが、時は悠久に流れてゆく。

城を後にする頃は、お昼時。門ごとにいる案内係の人に帰り道を尋ね、ついでにこの辺りで昼ご飯を食べる所はないかと尋ねると、首里そばがあると言うので、行きに入った守禮門とちょうど対角線にあたる所に位置する継世門(けいせいもん)を出て、首里そばへ。

(次ページへ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です