2泊3日沖縄旅行 2日目


(1日目から続く)

DMMかりゆし水族館へ

2日目はまずホテルのクラブラウンジで朝食ビュッフェ。パンのうちいくつかの種類は1日目のダブルツリーbyヒルトンと全く同じ。高級ホテルに卸しているパン屋があるのだろう。腹ごしらえをし、部屋に戻って小一時間二度寝をして、タクシーでDMMかりゆし水族館へ。施設名について、本当は企業名をこのブログでは書きたくないのだが、こういう冠名称なので仕方がない。今回の旅行の移動は、行きにモノレールに乗った以外、タクシー。レンタカーも考えたが、行き先によっては駐車場探しに難儀することもあるし、運転すると飲めないしで、タクシーにすることにした。

ここの水族館は、2020年5月下旬オープンの、新しい水族館だ。昨日食事をした友人Yから行くといいと教えてもらった。水族館を新しく作るというのは、計画からオープンまでに長い期間を要するだろうから、もちろんコロナ以前に計画・建築されたものではあるのだが、何とも大変な時期にオープンの運びになったものだと思う。

タクシーの運転手さんは、沖縄らしい陽気な人。水族館のすぐ先に美らSUNビーチというビーチがあって、海が見えるというので、水族館に行く前に立ち寄ってもらった。沖縄に来ていながら今回は海には縁がないなと思っていたので、思わぬ収穫。砂浜まで降りた訳ではなかったが、眺められただけでよかった。

美らSUNビーチ。右手向こうにちらっと見えるのは岡波島(ウカハジマ)。
美らSUNビーチ。右手向こうにちらっと見えるのは岡波島(ウカハジマ)。
マスクをしているのもこの時代ならではということで、記録に。
マスクをしているのもこの時代ならではということで、記録に。
親切な運転手さんで、写真を撮ってくれた。
親切な運転手さんで、写真を撮ってくれた。

さて、水族館へ。運転手さんはとてもよくしてくれたので、チップを弾んでおいた。水族館は今どきの施設らしく、フラッシュを使用しなければ写真撮影OKとのこと。館内は無料Wi-Fiが提供され、専用アプリで生き物の説明を見られるのも今どき。面白かったのは、大水槽があるのだが、その上がアクリルシールドになっていて、歩けるのだ。怖がる子供もいたが、とても興味深かった。

豹柄で、水槽の真ん中に陣取っていて存在感があったエイ。美川さんと名づけた。
豹柄で、水槽の真ん中に陣取っていて存在感があったエイ。美川さんと名づけた。
メインの水槽はこんなに大きい。そして月曜で人が少なく、空いている。
メインの水槽はこんなに大きい。そして月曜で人が少なく、空いている。

それから、動物コーナーがあって、一部の動物はストレスを与えないよう係員がついていて、柵を介さず見ることができる。ナマケモノを最初見た時、「ああ、演出でこんなぬいぐるみをセンターに置いてるんだ、チープだな」と思ったら、本物だった。

本物なのにチープなぬいぐるみとか言ってごめん。寝ていて動かないものだから。
本物なのにチープなぬいぐるみとか言ってごめん。寝ていて動かないものだから。

こんなことでもないと、他で水族館に行くこともないので、ゆっくり楽しんだ。人が少ないのは、観るにはとてもありがたいのだが、維持費も相当かかるのに入りがこれでは、経営難が容易に予想される。せめてもと、グッズ売り場でTシャツを買った。

続いて、同じ敷地内にあるモール『イーアス沖縄豊崎』をついでに見て回る。モール?とバカにすることなかれ。インテリア雑貨、ローカルブティック、沖縄物産店などがあって、なかなか面白い。手土産に人気で空港では売り切れているほうき星というカヌレの店もあって、ここでは余裕を持って買える。夜飲む時のつまみにいくつか見繕って購入。
もう1箇所買い物をしたのは、rmc(全小文字なのは店のこだわりだろう)という琉球民芸センターの新しいコンセプトストアで。なかなかいい食器等が並んでいて、色々見入った。物を見ていいなと思ってご飯茶碗を買ったのだが、実は、店名がrmcというのだとは、手渡された袋を見て初めて認識し、さらにそれが琉球民芸センターの新しいコンセプトストアだというのは、このブログを書く時に調べて初めて知ったのだが。

ご飯茶碗。実は、今まで使っていた茶碗の1つを割ってしまって、新しいのを買おうとずっと探していたが、うんと言えるのに出会わなかった。
ご飯茶碗。実は、今まで使っていた茶碗の1つを割ってしまって、新しいのを買おうとずっと探していたが、うんと言えるのに出会わなかった。

他のショップも歩きつつ眺めながら、昼食をどこで摂ろうかと思っていて、Eggs ‘n Thingsを見つけてそこで昼食代わりにパンケーキを食べることにした。以前ホノルルに行った時もEggs ‘n Thingsは日本人で溢れかえっていて、東京でもいつも長蛇の列。わざわざ並んで食べるほどのものでは、と敬遠してたので、空いていてすぐ入れるのでちょうどいいと入店。

さあ食べるかと思っていると、店員のお姉さんが「写真撮りましょうか」と言ってくれたので、お願いした。地元と思われる人もお客でいるなかで、やはり観光客観光客しているのがひと目で分かるのだろうか。(そりゃそうだ、逆を考えれば、こっちから見て地元の人だなと分かるのだから、向こうからしたら観光客だなと分かるに決まっている)

Eggs 'n Thingsにて。イエーイ観光客。
Eggs ‘n Thingsにて。イエーイ観光客。

食べつつ、ちょっと休憩して、次の場所へ。

沖縄アウトレットモール あしびなー

ここも観光客を当て込んで作られた、上記水族館から徒歩10分ほどの場所にある施設。徒歩10分だが、肌寒い東京とは打って変わって気温30℃で疲れてしまって、タクシー。「歩けるよ、バスあるよ」と言われたが、無理を言って行ってもらった。

無論、空いている。いつまであるんだろうな、そのうちブランドショップも歯抜け状態になってしまうのかな、などと危惧しつつ、歩いて回って結局買ったのは、シャツ3枚、靴1足。やっていることは「これをわざわざ沖縄で?」ということだが、まあそれでも、最近は忙しすぎて2人揃っての休みもなかなかなく、アウトレットへ出かける時間もなかったら、これでいいのだ。

ホテルへ戻って昼寝してラウンジで1杯。夜はあぐー豚のしゃぶしゃぶの店を予約してあるので、つまみは食べず控えめに。夕方までは部屋でゆっくり過ごした。

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