JOEのおうちゴハン おいしいマスタードフレンチドレッシング


いつか紹介しようと思っていました。これはこちらの本に書いてあるドレッシングの作り方を参考にして少し変えたものです。そして自分なりのプロセスも書いています。

でも、ちゃんとプロセスを踏まえて作ると、段違いにおいしいんです! ドレッシングって、何か酢の味が尖っていたり、油が混ざりきらなくて味にムラがあったりして、自分で作るとイマイチ…なんてことありませんか?
それが下にご紹介するとおり、きちんと順番を踏んで作れば、ちゃんとしたフレンチレストランで食べるような、あのまろやかで奥深い魔法のドレッシングに。いや、ほんと大げさでなく、確実にサラダの味がグレードアップしますので、是非試してみてください。

調理例。割いたカニカマと茹でたブロッコリーだけですが、ちゃんとごちそうになります。
調理例。割いたカニカマと茹でたブロッコリーだけですが、ちゃんとごちそうになります。

材料

  • ディジョンマスタード 小さじ2
  • 蜂蜜 小さじ2分の1
  • 白ワインビネガー 大さじ1
  • 塩胡椒 少々
  • エクストラバージンオリーブオイル 大さじ2

オイルが多いと思いますか? 実は怖がらずに、酢の2倍ほど入れるというのも、おいしさの秘訣のようです。上記の本には3~4倍と書いてありますが、日本人の口には(そしてカロリーを気にする人には)2倍位でいいんじゃないかと思います。
そして、こんなに入れてちゃんと混ざる?と心配するかもしれませんが、下の手順でやれば大丈夫です!

調理

上の材料を一つ所にブチ混んでシャカシャカすればOK…という訳には行かないんです。
混ぜる手順がとても大事です。太字で書くほどに。それを守ることによって、油を入れた時に完全に乳化して混ざり合い、完成したドレッシングがとてもまろやかでなめらかな仕上がりになります。

まず、ディジョンマスタードを混ぜる容器に。計量カップでも、小さいボウルでもなんでもかまいません。そこに塩と胡椒を入れて、塩をすり混ぜるようにして完全にマスタードに溶かし入れます。(すぐ溶け合いますのでさほど手間ではありません)

そしてそこに蜂蜜を入れて、これもかき混ぜて溶かします。蜂蜜は酢と油の仲立ちをして、きれいに乳化する手助けをしてくれます。甘さのためではありません。なので、量が少ないのです。本に紹介のレシピには蜂蜜は入ってません。胡椒も。

そこに白ワインビネガーを。まず半量入れてマスタードをのばすようにして溶かし、それからもう半量を入れて全部溶かします。これもすぐ溶けるので大丈夫。

そしたら最後にオリーブオイルを。少し入れて混ぜ棒などでかき混ぜればすぐです。そして残りを3段階位に分けて混ぜればきれいに混ざります。分けて入れるのが面倒と思うかもしれませんが、一気に入れてずーっとグルグルやってるよりは、結果的に楽なのです。本にはタラタラと少量ずつ入れて混ぜて、とあります。本来そうするべきでしょうけれども、一人でやると器も抑えて油を入れて混ぜては大変なので、少し入れる→残りを3分割、という方法にしました。混ぜる時、手を回すだけでなく、容器を揺らすのも加えると早く混ざります。

これは茹でた鶏胸肉とトマトを入れたサラダ。
これは茹でた鶏胸肉とトマトを入れたサラダ。

このドレッシングは対応の幅が広く、いろんなサラダに使えますので、覚えておいて損はありません! 家庭で出すと「今日サラダおいしいね」って言われますよ! 是非どうぞ。