iTunesアフィリエイトプログラムとAmazonアソシエイトの導入


このウェブサイトBluer Than The Bluest Blue(以下BTTBB)には、レビューコーナーに約500弱のレビューページがある。音楽で言えばアーティスト、本でいえば著者で複数の作品があるものも多いので(というか単一の作品だけのページ方が少ない)、控えめに見積もっても1500アイテム位のレビューを掲載している。

今般、そのレビューコーナーのうち、音楽書籍映画の各コーナーにAmazonアソシエイトを導入した。そして音楽レビューのコーナーにてついてはiTunesアフィリエイトプログラムも設置を完了した。これには諸々思うことがあって、これから述べる。

PCで見た場合の導入のサンプル画面。
PCで見た場合の導入のサンプル画面。

導入のサンプル画面はGoogle Chromeで見たもの。Internet Explorerは相手にしていない。(笑)IEで未だに見ている人は、このサイト閲覧だけでなく、他のサイトを見る時にも色々な意味でGoogle Chromeなどに移行することを推奨する。なお、スマホでもスマホ用表示になるが、表示できる。

さて、ウェブ広告については、今まで大きく3つの理由から掲載してこなかった。

まず、個人の純然たる趣味ページに自分自身で表示内容をコントロールできないものを置きたくない、という考えから。

次に、広告は大概が本来のコンテンツに集中することを妨げる煩わしいもので、コンテンツをなるべくすっきり見せて、ビジターには中身に集中してもらいたい、との理由から。自分が他のサイトを見に行く時、広告が煩わしくてしょうがないと思うことが度々あって、動画(フラッシュ含む)バナーのみならず、画像バナーやテキストリンクでさえも、ないと思う方が圧倒的に多い体験に基づく。

それから、アフィリエイトという言葉から連想される胡散臭さだ。「アフィリエイトで儲ける話をお教えします」とかいう内容のないコピーブログとか、迷惑コメントの数々は、多くの人が見たことがあるだろう。Amazonでは「アソシエイト」と称しているのはそのイメージを避けたいのかどうなのか、いずれにせよあまり良いイメージを持たない。

一方で、たまにレビューを書いてツイッターでつぶやくと、俺の紹介を見てアルバムを買ったとか、本を買ってみるという人がいて、それならなるべく動線を少なくしてしまえ、ということは前々から頭の片隅にあったことではあった。
また、ブックレビューや音楽アルバムレビューを書く時に、本の表紙の図案やアルバムカバーを探してきてサイトにフィットするように調節するのは、一手間でもあった。
音楽レビューではアルバムについて書いているが、できればソングリスト(収録されている曲目)も書けるといいなと思うものの、なかなかできなかった。

そこで、結果的には広告ではあっても、音楽アルバムや本の紹介プログラムなら、ビジュアル要素がそこから提供されるので自分で調達調整することを省力化できるし、かつ本来コンテンツを妨げずに見せられるし、購入意欲のあるサイトビジターには便利でもあるだろう。特にiTunesストアなら、アルバムのソングリストも表示してくれる。これはコンテンツ的にも便利だ。

導入の利益については、はっきり言って期待していない。このBTTBBは、たかだか月間約5万弱ビューの、特に他に宣伝もしていない個人サイトだ。しかし、一サイト制作者としては、パフォーマンスとして、iTunesアフィリエイトプログラムやAmazonアソシエイトを導入できるのかについて導入をチャレンジしてみたかったということはある。
というのは、やはりiTunesアフィリエイトプログラムにしろ、Amazonアソシエイトにしろ、掲載審査基準に合致できるのかどうかというのを見てみたかったのだ。一応、こんなサイトだが、オリジナルコンテンツだけを自分の力で書き、時宜に応じたアップデートもし、権利関係などにも注意を払ったものではあるので。

それに、ごくたまに、勇気を持ってブログにコメントを下さる方がいたりするので、おそらく自分が想像しているよりも人に見られてはいるのだろう。それらの状況を勘案すると、何となく、いっぱしのウェブサイトの体裁も保っておきたいではないか。(笑)

そんなこんなでのiTunesアフィリエイトプログラムとAmazonアソシエイトの導入だが、これからもBTTBBはサイトとしての良心は保ち続けたい。地雷のような広告リンクや、どこに本来のテキストがあるのか分からないような広告だらけのサイトにはしないので、このサイトを訪れてくれるビジターの皆様には安心して見てもらいたい。まあ、せっかくの導入ではあるので、見られているという励みにはなるので、気が向けばiTunesやAmazonのリンク先をクリックしてもらえるといいのだが。(笑)

追記:それから一つ、大事なこと。いくらアフィリエイトプログラムを導入したからといって、太鼓持ちのようなことはしない。ダメなものはダメ、出来の悪いものは出来が悪いと、これからもはっきり言っていくつもりだ。