JOEのおうちゴハン JOE流ポトフ


相変わらず寒い…。
寒い時に重宝するのがポトフです。
あったまりますし、作り方簡単。
味噌汁やカレーのように、
家々で色んなレシピがあるようですが、
私はこんな風に作ります。

JOE流ポトフ
JOE流ポトフ

 

ちなみにフランスでは
具材とスープは分けて食べるようですが、
うちでは一緒に盛っちゃいます。

材料

いつもはもっとガッツリたっぷり作りますが、
一人で作って数回に分けて食べるなら
目安的にはこんな感じ、ということで、
好きな具はたっぷり入れて全然OK。

  • 玉ねぎ 大1個
  • にんじん 1本
  • セロリ 1本(葉も煮込みに使います)
  • じゃがいも 2個
  • キャベツ 6分の1
  • ブロックベーコン 1本
  • 骨付き鶏もも肉 1本
  • 固形ブイヨンキューブ 4個
  • 白ワイン 1カップ
  • クローブ(ホール) 6~8個
  • ローレル 2、3枚
  • エルブ・ド・プロバンス(あれば) 適宜
  • ブーケガルニ(あれば) 1本または1袋
    最近は袋入りのドライのがパックで売ってます
  • 他に塩こしょう

さて、今回は料理がシンプルな分、材料にポイントがあります。

ポイント:煮込むなら鶏もも肉は骨付き、ベーコンはブロック

骨付き肉手に入らないよ、って場合もあるでしょうから、
その場合には普通の骨なしでもいいんですが、
骨からいい味が出るので、骨付き肉がお勧め。
見た目も豪華っぽいですから。(笑)

そして、ベーコンもスープに味を加えるのに大事ですが、
煮込むと肉からどんどん旨味が抜けていきますので、
後で具材を食べるならブロックを。
私はスライスで代用して、
なーんか味気ないゴムみたいになった経験があります…。

調理

玉ねぎは皮を剥いてクローブを刺します。
玉ねぎにも香りついて
本来の甘みをアップさせて感じることができますし、
もちろんスープにもいい風味が出ます。

にんじん、じゃがいもは皮を剥きましょう。
セロリは筋を取って、葉と食べるところを別にしておきます。
キャベツはバラバラにならないよう、
芯がついた形で切ってください。
骨付き鶏もも肉には塩こしょうをして、
エルブ・ド・プロバンスを振って軽く揉み込み、
7、8分置きます。

鍋に、じゃがいもとキャベツ以外の
具材とセロリの葉を入れて、
ブイヨンキューブ4個分のスープと、
足りなければ水を材料がかぶる位まで入れて火をつけます。
面倒臭かったら水をかぶる位まで入れて
ブイヨンキューブを放り込んでもOK。

ジャガイモとキャベツは後で
ジャガイモとキャベツは後で

 

(普段は寸胴鍋を使いますが、今回は量が少ないのでこの鍋)

煮立ってきたらアクを取り除き、
アクが落ち着いてきたら
エルブ・ド・プロバンスとローレルの葉を入れて、
白ワインを注ぎます。

目分量で大体1カップ
目分量で大体1カップ

 

白ワインのアルコールが飛ぶまでは少し火を強めておきます。
アルコールが飛んだら、落し蓋をして
(木のでもいいし、ペーパータオルで代用でも)
蓋をして弱火で3、40分。

その間、鶏やベーコンから出た脂や、
まだアクが出るようならそれも取り除きます。
ここは少し手間をかけた方がおいしさの素です。

そしたらじゃがいもとキャベツを入れて、
さらに20分ほど。
最初からその2つを入れるとグズグズになっちゃいますからね。

さあできたてを…と行きたいところですが、
ちょい待った。
もちろんここで食べてもいいんです。
が、煮込みものの常として、
やはり少し置いた方が具材に味が馴染みます。
一旦火を止めて、少し置いて、
それから食べましょう。
昼に作っておいて晩ご飯でもよし、
夜に作っておいて朝でもよし。

食べる時に電子レンジを使わずに
鍋を火にかけてあっためる時には、中火で。
せっかく時間をかけて作った料理を
焦がさないようにしてくださいね!