シャンパン備忘録


恐らく週1位ではシャンパンを飲んでいると思うが、しばらくレビューを書いていなかった。ここ最近はあまり新しいのに手を出していなくて、気軽に飲めて失敗のない手元のストックばかり飲んでいる。そんな中先日のじょにおの弟の結婚式で飲んだ物をメモ的に記録しておく。

じょにおの弟の結婚式では乾杯はG.H. MummのCordon Rouge Brutだった。F1でのシャンパンファイトでお馴染みのあれだ。シャープで溌剌としていて、いかにも若者の祝杯に相応しいものだったので、いいチョイスをしているなと思ったら、じょにおから
「JOEが『スパークリングワインはシャンパンしか信じない』って日頃言ってるから(他の地方のスパークリングワインでなく)シャンパンにしたんですよ」と言われた。日頃の言がそんなところに影響してしまっていたとは、恐縮。

手元を撮るのは失念したので、新郎新婦の所に置いてあったグラスの写真を代わりに。
手元を撮るのは失念したので、新郎新婦の所に置いてあったグラスの写真を代わりに。

その結婚式が終わって、じょにおの親族と二次会的な飲み会をした時にも、2種シャンパンを飲んだ。場所はじょにおの友人がやっているワインバ-「t.」(ティードット)。カジュアルな場所ながら食事も楽しめ、自然派ワインが豊富で、落ち着いた隠れ家的バー。

そこではLamiable Brut(ラミアブル ブリュット)と、Pehu Simonet Blanc de Blancs Brut Grand Cru(ペウ・シモネ ブラン・ド・ブラン ブリュット グラン・クリュ)を飲んだ。
Lamiableはリンク先の通りの印象変わらず。気軽なシャンパンで、しかし品があって、肩肘張らない集まりや気を使わない食事にはお勧めだ。
Pehu Simonet Blanc de Blancs Brut Grand Cruは、以前飲んだブラン・ド・ノワールがひと癖あったのに対してこのブラン・ド・ブランは素直。恐らくドサージュはごく少量なのだろうなと思わせる味で、レモンやグレープフルーツやオレンジピールのような柑橘系のきりっとした香り。味は、ちょっと口元を引き締めるようなさっぱりした感じ。気易く飲む席だったので、少量ずつ飲んだ印象だが、ゆっくり飲んで開かせると面白いのかもしれない。

Pehu Simonet Blanc de Blancs Brut Grand Cru。色は淡い。
Pehu Simonet Blanc de Blancs Brut Grand Cru。色は淡い。

ところで来月俺は誕生日を迎えるのだが、じょにおは「飲みたいの言って下さい、それ買いますから」と言う。しかしそれじゃあ面白くない。じょにおも俺と同じく飲んでいて、多少はシャンパンのことが分かるのだから、ここは印象でもって選んでくれ、と言っておいた。さてどんな物が選ばれてくるのやら。