人生初ダイエット スープダイエット実践の経過と結果


美食続きでワインやシャンパンも嗜むとなると、当然摂取カロリーも多くなる。日頃からジムに行くのは習慣だし、周囲からは「太っていない」と言われても、お腹を摘むと気になるようになったので、ここは他人からも気づかれる前に処置しておくべし、と人生初ダイエットを実施した。同じ生活をしているじょにおも一緒にダイエット。

実践したプログラムはいわゆるスープダイエットと言われている1週間かけて野菜スープを主に摂るもの。ネット検索すればメソッドはコピペしたと思われるものがたくさん出てくるので、ここにまとめて記すことはしない。どのように実施したのか、結果はどうだったのか、1日毎の体調や空腹具合、心理的にどうだったかを記しておく。

実践方法

1点を除きほとんど忠実に実践。1点とは、プロテインの摂取。ダイエットメニューは栄養管理面を考慮して作られているようだが、普段からウェイトトレーニングを習慣としている人を念頭に書かれているとは思えないので、サプリメントでジム後および1日1~2回、ホエイプロテインアイソレート(及びプロテインと共にいつも摂取しているビタミンC末、アルギニン、BCAA、グルタミン)を水で摂取した。ただしこれは俺のみ。じょにおはプロテインを摂取していない。

結果

開始時体重67.2kg → 最終日体重64.7kg
(2.5kg減)
体脂肪率は未計測
じょにおは体重・体脂肪率ともに未計測

体重の推移は以下の図のとおり。

1週間の体重の変化。
1週間の体重の変化。

1日目

スープを主に摂り、他に許可されている物はバナナ以外の果物。あれが食べたいこれが食べたいなどとは特に思わず難なく終了。スープはおいしいが、そう量を食べられる物でもない。果物は桃1個、キウイ1個、ソルダム4個、すいか8分の1の更に半分で十分。果物で甘味を摂れることも、苦がないことの一因か。水分が多いので軟便になるかと思ったが、さほどでもない。

2日目

スープに野菜(豆とスイートコーン以外)を入れて食べ、夜にはベイクドポテトが許可される日。甘い物を食べてはいけない日だが、特に誘惑を感じることもなく、これまた難なく終了。野菜にはブロッコリー、ほうれん草、野生のなめこを摂取。なめこはスープに旨味を加えるのでお勧め。
ベイクドポテトはバターで食べても良いと書いてあったが、エクストラヴァージンオリーブオイルにしておいた。ポテトはご褒美、ということだったが、食べておいしくは感じても、さほど「ああ、ご褒美が食べたかった、待ってました」とは思わず。これは、日頃から偏食がなく、野菜もおいしく食べる性分だからのような気がする。便通も1日目と同じ。

3日目

果物、野菜、スープを食べられる日だが、ベイクドポテトはなし。この日も楽にクリア。となると、普段いかに必要がないのに目がほしいだけで漫然と食べ物を摂っていたのだなと分かる。この日の果物はほぼ1日目と一緒。ちなみにジムでのワークアウトは1日目から毎日行っているが、特に筋力低下や集中力を欠くこともなかった。お腹を下すようなこともなし。

4日目

スープ、バナナ、スキムミルクの日。スキムミルクは、液体で売っている無脂肪乳でなく、粉末で水に溶かすタイプを摂った。これが意外に旨い。牛乳とはもちろん違う代物なのだが、そういう飲み物と思っていれば味気ないということもない。バナナはできるだけ多く3本とメソッドにあったが、俺は3本、じょにおは4本摂取。
俺的にはとても楽だったのだが、じょにおはここに来て職場のおやつの時間で、他のスタッフが甘い物を食べているのを見て少し誘惑を感じたとのこと。が、もちろん誘惑には打ち勝ったらしい。

この頃になると、何となくお腹周りがすっきりしてきたかな、と思うようになるが、皮下脂肪の厚さはそう実感するほどでもない。しかし、体重は落ちていて、ワークアウト時に身につけている音楽デバイスを入れるベルトが弛くなった気がしたので、皮下脂肪の燃焼があったのかな、と推察。ここで下し気味になったので、ビオフェルミンを飲んで、腸の調子を整える。

5日目

肉とトマトを摂取する日。この日はじょにおが休みの日。赤身肉のステーキを1食目・3食目と(油を使わないのが原則だが、エクストラヴァージンオリーブオイルを薄く引いたグリルパンで焼くなら、かえって肉の脂身は落ちるので、問題あるまい。実践方法で『ほとんど』忠実に、と書いたのは、ここが異なっているから)、2食目には鶏胸肉のエルブ・ド・プロヴァンス風味のグリル(フライパンで焼き付けてオーブンで仕上げる)を1枚ずつ、そして毎食ごとに生のトマトを一緒に食べた。スープも最低1食は、とインストラクションにあったので、1食目に食べている。
ステーキの味付けはシンプルに、1食目は塩こしょうで焼いてにんにく醤油、3食目はおろしポン酢にしておいた。じょにおも俺も、さして苦難は感じず。ただ、日頃は食べることを楽しんでいるので、食べることに時間を使わないと時間が余るね、などと話していた。

6日目

牛肉と野菜の日で、ステーキを2、3枚食べても良い日とのことで、朝からステーキ。じょにおは仕事の日だが、幸い職場がうちから近いので、昼間には一旦うちに帰ってきてもらって、ステーキを焼いた。夜もステーキ。朝はレモン醤油、昼はローズマリー風味、夜はおろしたまねぎ醤油にした。野菜はブロッコリー、きのこ、パプリカのマリネ(塩こしょう、白ワインビネガー、ローレルで漬けておく)。スープも1食は食べろという指示で、昼に食べた。
肉をがっちり食べるとなると、これまた全く辛くない。また、間食の誘惑もない。これはじょにおも同じ感想。ダイエットが終わったら何を食べようかなどと思いを巡らすこともさほどない。

7日目(最終日)

玄米、野菜、甘味料の入っていないフルーツジュースのみの日で、朝から玄米を炊いておいた。特に野菜の種類について制限も書かれていないので、ブロッコリー、きのこの醤油焼き、梅干し、納豆を毎食食べた。豆類は食べないと総則にあったようだが、恐らく西洋食のレシピを念頭にしているのでそう書かれているのだろう、と判断して納豆は採用。
フルーツジュースはりんごとグアバ。これもグビグビ大量に飲みたいとは思わない。

こうして1週間のダイエットプログラムを終えたのだが、皮下脂肪よりは内臓脂肪が減少した印象。俺としては皮下脂肪ももう少し減ってくれればとは思ったが、内臓脂肪が減少すると当然ウェスト周りもすっきりする。ダイエットをしていない時に夕食後にお腹が張っていた状態から、意識して引っ込めなくてもすとんとした状態を維持できるようになったと思う。
じょにおもすっきりしたようだ。

ダイエットをしていると、食事について日頃いかに時間も手間もかかっていて、色んな物を、時には必要のない時にまで食べていたものだなあと思う。といっても食は楽しみであり文化。また色々楽しむことになるとは思うが、またこのダイエットはフルプログラムでなくとも少しエッセンスを摂り入れて体をリセットするのに使ってもいいなと感じた。
それからダイエット期間中はもちろん禁酒だったわけだが、こちらにもさして困難は感じず。「じゃあもうワインもシャンパンも要らない?」とじょにお。いやいや、そんな訳はないだろう、自分だって飲むくせに。(笑)