DS4の記録+6速AT車登場


車の近況

車は快調。基本、車はオリジナルの形からあまり変えたくない。走り屋みたいにはしたくないし、車の中に生活臭が出るのもいやなので、パーツやアクセサリーをつけるのは室内外共に考えていない。なので、車のことはこれからきっと外出の時の写真を載せるくらいになると思うが、記録としてちょっと書いておく。

まだ街乗り・ちょい乗りでしか乗っていないが、昨日走行距離が500kmに達したので記念に一枚。

500kmの数字が下に。上はトリップメーター。
500kmの数字が下に。上はトリップメーター。

それから、ブレーキダストがすごく出るのでホイールを洗った。友人に言わせると「そんなもんよ~。給油毎くらいで(笑)」とのこと。自分でホイールを洗うのなんて、何年ぶりだろう。

立体的な造形で少々洗いにくい。
立体的な造形で少々洗いにくい。

ついでにフロント&リアウィンドウを油膜とりで拭いた。ワイパーにビビりがあったので。前の車はほとんど手入れしていなかったのにそうしたことがなかったが、まあ普通は油膜もつこうというもの。ワイパーブレードと共に二度拭きしておいた。

オーディオについて。前にちらっと書いたが、microSDを仕込んだコンバータをUSBメモリに挿して音楽ファイルを再生させている。ファイルはフォルダに入れた場合、階層構造は第8階層まで認識するとか。オーディオにはテンキーやQWERTYキーボードはついておらず、ローテートするジョグダイヤルで操作する。アーティスト数が多いと目的のアーティストにたどり着くのに時間がかかるので、フォルダ構造をジャンル→アーティスト名アルファベットの大きなくくり→アーティスト→アルバム、という階層構造にして、聴きたい音楽にたどり着きやすいようにした。こんな感じ↓

1 R&B Soul
│  ├ A – F
│  │  ├Adriana Evans
│  │  │   ├El Camino
│  │  │   ├Kismet
│  │  │   └Nomadic
│  │  ├Alexander O’Neal
│  │  │   ├Alex Loves…
│  │  │   ├All True Man
│  │  │   └Hearsay
│  │ ・
│  │ ・
│  ├ G – L
│  ├ M – R
│  └S – Z
2 House
│(同)
3 Jazz

4 Pop Rock & Others

シングル曲はアーティスト名の下に”Singles”という1つのフォルダにしてある。(システムが最大500フォルダーまでの認識なので、フォルダー数を稼ぐため)
ちなみに、車の中で最も聴くのは、Kylie Minogue。ミーハーかもしれないが、軽快で声質が疲れず、明るい気持ちになるのでドライブ向け。そして彼女の音楽はジャンル分けとしてはポップだったりリミックスはハウスだったりする。なので、Kylie Minogueは第一階層で一ジャンルにしてある。(笑)あと、一人の時によく聴くSadeも第一階層。

このフォルダ分け作業をしていたのは、夜ドライブをして帰ってきてから休みの日の未明。じょにおには「朝までかかってそんなめんどくさいことやってんの?!」と言われたが、車内で快適に音楽が聴けるのはこうした地味な作業あってこそなのだよ、じょにお。

なお、iPod / iPhoneも接続できるのだが、車内に置き忘れたりするし、コネクトケーブルが出るのが美しくないので、車内の音楽はメモリに任せることにした。

DS4、6速AT車発売。しかし

ところで昨日、DS4の6速AT車が発売になった。燃費が気になる昨今、ATはロックアップ機構付のようだ。対してうちのは6速EGS(シングルクラッチのセミAT)。AT車の登場予定は購入時既に知っていたが、納期の希望の関係で、先月時点でラインアップされていた6速EGS車を選んだ。6速ATなら運転が安楽でシフトチェンジも滑らかなのは明らかだが、待たなかった。結果、正解だと思っている。
というのは、内装デザインと装備の違いからなのだが、順に見ていく。

うちの車には蓋付きの収容量の大きなセンターコンソールボックスがシフトレバーの前にある。AT車では構造上当然だが、シフトレバーの前にそれはない。そしてタバコの大嫌いな俺としては見たくないシガーライターが、ATモデルではそのまま見える設計。

ATモデルのシフト周り。シフトレバーの手前には通常のスペース(そこにはシガーライターが)。
ATモデルのシフト周り。シフトレバーの手前には通常のスペース(そこにはシガーライターが)。

そして、シフトレバーの後ろにサイドブレーキレバーが生えているではないか! オプションで選べるようになったクラブレザーシートの洗練さと、無骨に生えたサイドブレーキレバーのあるセンターコンソールのデザインとが調和しないように見える。うちのEGS車ではサイドブレーキは「ギッコン」と手で引くあれではなく、自動で作動/リリースするエレクトリックパーキングブレーキ(ヒルスタートアシスタンス機能付き)。また、↓の写真のようにATモデルではサイドブレーキレバーの横にはカップホルダーが2つ縦並びにあるが、これはブレーキレバーがスペースを取ることから生まれた処置だろう。

ATモデルではサイドブレーキ横に縦並びのカップホルダーが2つある。
ATモデルではサイドブレーキ横に縦並びのカップホルダーが2つある。

対して、うちの車はすっきりかつデザイン的・機能的にまとまっている。こんな感じ↓

DS4 6速EGSモデルのセンターコンソール。
DS4 6速EGSモデルのセンターコンソール。

前から順に、スライド式の蓋があるセンターコンソールボックス、EGSのシフトレバー、横には小物トレイ、その後ろにはエレクトリックパーキングブレーキのスイッチ(インジケーター付き 写真で赤く光っている所)。そしてカップホルダーが1つ、その後ろに通常のセンターコンソールボックス。

EGSではシフトレバーはスイッチにすぎない。従ってコンパクトで、その前に大きなコンソールボックスを備えることが可能になっている。500mlペットボトルが最大4本収まる大きさなので、カップホルダーは1つだが、ペットボトルなどはそこに入れればいい。それにDS4には幅がたっぷりしているドアポケットがあるので、その気になればそこにも入れられる。なので、不便はない。

そして、見たくないシガーライターは、そのスライド式の蓋を開けた所にあって、普段は隠れている。

ちょっと暗くて分かりにくいが、スライド式の蓋を開けるとオレンジに見えるのがシガーライターソケット。この写真では見えないが、そこにはさらに引き出し式の小物入れがある。
ちょっと暗くて分かりにくいが、スライド式の蓋を開けるとオレンジに見えるのがシガーライターソケット。この写真では見えないが、そこにはさらに引き出し式の小物入れがある。

それからAT車とEGS車とでは、運転好きの人にとって重要な装備の違いがある。EGS車にはパドルシフトが備わっている。最初の写真のステアリング脇に「+」の印が見えるのがそれだ(もちろん左側の対象位置には「-」のパドルがある)。が、ATモデルの他の写真で「もしや」と思って仕様表を見たら、AT車にはパドルシフトがない。自動→不要、と考えたのだろうが、こうした趣味性の高い車に乗る人は自分で車を積極的に操ることが好きな人が多いだろうから、これはAT車にとってマイナスポイントではなかろうか。

エンジン出力は、AT車はEGS車に比べて+6psと僅かなアップ。そしてクラブレザーシートのオプションがAT車で選べるようになったが、時計のベルトをモチーフにしたシートデザインは前席のみ。

これらメリット・デメリットを総合的に比較衡量すると、うちのEGS車の方が、俺はいい。むしろ、今までEGS車を選択して買ったオーナーが「最初からAT出せよ!」と言わずに今までのモデルを気に入ったまま乗り続けるために、わざとシトロエンがAT車をこうした仕様にしたのかと思うくらい。(笑)実情は、例えばセミATの運転感覚を嫌がる人のためにATモデルを導入し、かつコストを抑えるための便法なのだろうが、DSシリーズはCシリーズと違うプレミアムラインなのだから、もう少しデザインも機能も頑張ってほしかった。

という訳でマイカーが一層愛しくなったのだった。(笑)

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