食事会と連休中のクラブPt.2


連休明けに会社に行った途端、連休気分も吹き飛んでしまったが、記録として。

5/5(日)は、友人とんとと宅で食事会があった。夜にゆるゆると集まり、各自持ち寄りのワインを飲みつつ話。面白かったのは、その中にストレートもいて、何ら違和感なく楽しく飲んで食べて話をしていたこと。彼いわく、

ゲイかストレートかは自分の中では重要な区別ではない。俺はたまたま胸は膨らんでいて下にはついてない人が好き、ゲイの人は逆の人が好きというだけで、形の好きずきくらいの違い。

と。もちろん、彼は、ゲイかストレートかという区別について、時にゲイは「性的指向の問題は人格やライフススタイルに関する問題で、下半身に限局されるものではない」ということを理解していて、そう言っているのだ。ゲイは、ストレートと融和的に接する時に身構えすぎになっている場合があるのではないか。確かに、性的指向からくる違いは、ゲイにとって権利保障の問題等たくさんの克服するべきことや不当な扱いを生じさせるし、それらは決して軽々しく扱われるべきではないが、自分が拘泥していていつの間にか人が接触してこようとする場合の門戸を閉ざしていては、お互いの理解には程遠い。自分達を理解させる場合に、敵対的構造を前提にする必要もなければ、論破する必要もなく、そのままお互いを受け入れることができることもたくさんあるのだ。

さて、今回はストレートもおり、オリジンの国籍も様々で、一件とりとめもない感じでありながら場がまとまっていたのは、とんととの人徳によるものだなあと思う。みんな気持ちのよい人達だった。久しぶりに人間関係の新陳代謝が亢進された感じ。そして、各人の用意したワインもおいしかったが、オードブルもたっぷり用意されていて、そのあとは手巻き寿司で、これまた至福。とんとと、ありがとう!!

さて、そうして食事をして、7時から飲み飲み、あらかたできあがったところで、0時過ぎにクラブへ出陣。向かったのは渋谷にあるAMATE-RAXI。とんととの家からは歩いて行ける。イベントはGlamorous。5周年なんだそうだ。しかし、ここからは飲む飲む。そしてひたすらダンス。前半はもう少しでアガり切るのになかなかアガらないという微妙な感じの音運びだったので、アルコールで焚きつけて踊った感じ。音がガラージなのかエレクトロなのか微妙だったところが、2時半も回ると吹っ切れてハード系になってきて、その辺りは昔のRedなどと変わらない感じ。ただ、イベンター側がフルーツやアイスキャンディーを配ったりショーを配置したりしてもてなそうとしている努力があったのに対して、来ている人達は周りとそう親和的でなく、個々のコロニーで楽しんでいる感じで、ハコ全体が盛り上がるといった感じではなかった。なので、やはり飲む。うーん、こんなに飲むとぐるんぐるん。そして朝を迎えて、4時半過ぎにクラブを出て帰宅。

飲んだリスト(こういう飲み方なので、ワインの銘柄もヘッタクレもない感じ):

  • 白ワイングラス2杯
  • シャンパーニュ(Piper-Heidsieck Brut)グラス2杯
  • 赤ワイングラス1杯
    ↓(ここでクラブへ移動)
  • テキーラショット1杯
  • スミノフアイス1本
  • シンハービール1本
  • テキーラショット1杯
  • シンハービール1本
  • シャンパーニュ(モエエシャンドン)グラス1杯
  • ギネス1本
  • シンハービール1本

明らかに飲み過ぎ。夜7時から朝4時まで9時間も飲んでいた。酒にそう強くはないので、顔は真っ赤。でも、気持ち悪くはならず、二日酔いもせず。もう少し大人な遊び方で行くべきだったか。いや、これはこれで、遊ぶべき時はパーっと遊んだということで。

この夜学んだこと:

  • ストレートでもライフスタイルが面白い人はいる。(笑)
  • 飲み食いして親しくなるのは、その人には初めから親しくなる価値があって、その場のきっかけが飲み食いだったということ。(つまらない人・好きじゃない人とは、飲んだからといって距離が縮まることはない。「飲みニケーション」は幻想。会社で経験済み)
  • 飲み食いは交流のきっかけになり得るにしても、飲み食いする物を疎かにしてはならない。飲食物は人を幸せにも不幸にもするのだから。
  • クラブは音ありき、人ありき。どちらが欠けても良いクラブにはならない。
  • モエ・エ・シャンドンは相変わらずおいしくない。白ワインをウィルキンソンで割った方がたぶんまだマシ。

ありゃ、なんだか辛口なコメントで〆てしまった。(笑)