惚れる味 vs 心が折れる味


夕食はとてもおいしかったんです。汁物=じょにお担当、メインその他=俺担当で、なごやかに食事を終えました。因みにパートナーの作るお味噌汁は、今まで飲んだどこのお味噌汁よりおいしいんです。きっとそれで男を落とせる位に。そして落とされた俺。いや、惚れ度増幅、が、より正確な言い方ですね。そして、食事を終えたところで、携帯を見ると、友人のあべおから着信があったではありませんか。コールバックすると、近所のレンタルDVD屋にいるらしい。なので、コーヒーをうちで飲まないかと招いて、3人でコーヒーを飲んでおりました。

基本、デザートがかかせないんです、俺は。でも、今日はデザートはなし。で、コーヒーを飲んでいて、やっぱりデザートがないと、ということになって、俺が近所のコンビニに行って、アイスクリームを3人分買ってきました。2人にはハーゲンダッツのチョコ味のバー、自分にはメープル&クッキー。しかし。パッケージシールをめくると、中身の凹み部分にいっぱい霜がついているではないですか。売れずにずっと置いてあったのか? そこで食べると……。

不味い。水分とクリーム分が分離してしまったような味がする。とても不味い。それとメープルクッキーのぶよぶよ感が相俟って、ひたすら感情を下降線へと誘います。

心が、折れました。デザートは、何のために食べるかというと、ひたすら快楽のために食べる物なわけです。栄養とかじゃなく。そこで不味い物を食べてしまった、その落胆、悔悟、慚愧。名状し難いネガティビティが襲いました 。

あまりに残念そうな俺の表情は、かえってあべおにはウケたんですが、じょにおには「今日は寝るまでそれ言われそう。何だったら僕が買ってきましょうか?」と 言われたのですが、1日働いてきた人をまた買い物になどやれませんから、遠慮しました。そこで、(パッケージの既製品ながら)レアチーズケーキが冷蔵庫に1つ残っているのを発見し、与えられて、若干リカバリーした訳なんですが。

ハーゲンダッツはおいしいものという期待感があったからこそ裏切られたんですが、そして今回のそれは個体的に外れであって、他のハーゲンダッツはおいしいはずなんですが、何ともはやな感じを味わってしまいました。思わずお客様相談室の電話番号を確認してしまったくらいです。

だからということではなく、連休ゆえ昼まで寝てしまって寝付けないからなんですが、結局2人暮らしになってもこの時間(日記アップ時午前2時34分)に起きています。引っ越したことを知らせるメールを出したら、友人のRには「夜更かしダメですよ」と言われたんですが。ま、じょにおの安眠は邪魔せず、自分の書斎で起きてるからまあいいか。(よくない)通勤路の関係もあって、実際の距離以上に平日は朝30分早く起きなければいけないことに気づいたんですが、まあ、今期の大仕事は終わったので、このまま夏休みまで逃げ切る計画だし、水曜日は役所への届け出や運転免許証の住所変更など、平日出向かなければできないことをするために会社を休むから、まあいいか。