ブックレビュー『両性具有の美』

白洲正子(著) (★★★★★ 星5つ) 両性具有というと、インドのヒジュラだとかギリシャ神話のヘルマプロディートスだとかを思い浮かべるだろうが、前者は時に神としてあがめられ、後者は人間のもっとも美しい姿との賞賛を受けたギ…

ブックレビュー 折口信夫

死者の書・身毒丸 (—– 評価不能) どうにも自分の読解力のなさを痛感した一冊。面白いかつまらないかということの前に、文章が頭に入ってこない。 まず『死者の書』だが、出版は1943年という戦後の年…