音楽レビュー Cher

(★★★★★ 星5つ)
(★★★★★ 星5つ)

Closer To The Truth (2013)


(★★★★★ 星5つ)

一度は引退したのに映画『バーレスク』で主演のChristina Aguileraを食わんばかりの存在感を見せつけ、その中での歌唱もまた然りだったので、アルバムも遠からず出るだろうと思っていたら、出た。
いや、まさに「出た~!」とお化けでも出たかのような存在なのだが、それは67近くにしてこの(Photoshopでいじられまくったであろう)ジャケットビジュアルに関しても。

さて、肝心の歌声だが、堂々たるもの。趣味が悪いの何のと散々いじられ続けているCherだが、何のかんの言ってやはり一流のエンターテイナーとしての骨子は押さえているのである。
そしてサウンドがまた攻めている。全曲シングルカットできそうな勢いとクオリティーで、ほとんどがダンスチューン。あのPink!が楽曲を提供していたりするのも話題。そしていかにも「アゲ」を好むゲイクラブで好まれそうな音作り。しかしこれをゲイだけに注目させておくのはもったいない。デラックス版には『バーレスク』からの”You Haven’t Seen The Last of Me”も入っているが、あの時の復活を過去のものにするような現在を突き進む姿勢は、本当にすごい。まあ2005年にツアーが終わっての引退宣言はなんだったのかとも思うが、ともかくも一聴すべきアルバム。(2013/10/30 記)

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