音楽レビュー Peabo Bryson

音楽レビュー Peabo Bryson

Missing You (2007)


(★★★★★ 星5つ)

ベスト盤が出た翌年にリリースされた、オリジナルスタジオアルバム。彼のヒット曲は分かりやすいバラードが多いが、ここではより複雑な、スムースジャズのような音構成を試みていて、より洗練された雰囲気が楽しめる。アーティストとして成長して、新しい世界を切り開こうとしていることがうかがわれるアルバム。

The Very Best Of Peabo Bryson (2006)


(★★★★★ 星5つ)

Peabo Brysonは一般的にはいぶし銀。名ボーカリストでありながら、この人を好きというと、通な感じだ。

でも実はR&Bやソウルを普段聞かない一般の日本人でも、彼の声は耳にしている。結婚式会場で定番曲であるディズニーのアラジンのテーマはPeabo BrysonとRegina Belle(こちらも通好み)のデュエット。そして、「美女と野獣」のテーマでCeline Dionとデュエットしているのも、Peabo Bryson。もう少し懐かしいところで言うと、Roberta Flackとの”Tonight I Celebrate My Love”は、ブリヂストン・レグノのコマーシャルソングとして使われていた。

つまり、超メジャーといってもおかしくはない存在なのに、彼に注目する人がそれほどいないのだ。多分、「いい声だな」「歌が上手いな」と思いながら、それ以上それが誰なのかを詮索せずに終わってしまっているようで、もったいない。

これはそんないぶし銀Peabo Brysonのヒット曲を網羅したベスト盤。上記のヒット曲ももちろん入っている。伸びやかで、流行に左右されない彼の魅力を総ざらいするには好適な一枚。

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