音楽レビュー Chris Brown


Royalty (2015)


(★☆☆☆☆ 星1つ)




下記”X”と印象変わらず。多少色を付けてEDMを入れているが、それとてスカスカ・カスカス。ジャケット写真もあざとさと趣味の悪さだけが目立つ(特に時計)。この人ほど知名度と中身の充実度がかけ離れている人も珍しい。聴くと時間の無駄と感じる。(2015/12/21 記)

X (2014)


(★☆☆☆☆ 星1つ)



メロディーラインに見るべき所がないのが致命的。少ない音数でシンプルなリフをバックに歌うのが2014年の今のR&Bのスタイルであり、ヒットしているアーティストを様々にフィーチャーするのがこれまた今の気分なのだろうが、心震わせるようなフレーズは見当たらないし、フィーチャーリングアーティストもまるでその人の良さが活きていなくて、このアルバムに何を見い出せばよいのだろうという、意義の希薄さだけが印象として残る。

歌詞にも見るべきところはない。歌も聴かせるような力がなく、誰が歌っても同じような声、不快ではないという下限保証でしかない。流行りとは悲しいものだ、と思わせた1枚。(2014/9/12 記)