音楽レビュー Viktor Lazlo

(殿堂入り作品)
(殿堂入り作品)

Begin The Biguine (2007)


(★★★★☆ 星4つ)

タイトルソング”Begin The Biguine”はコールポーターの手になるクラシック的定番だが、Viktor Lazloのシルキーで軽やかな声で歌われると、メロディーの軽快さが引き立ち、やはりお洒落に聞こえてくる。
下記のCanoë Rose / Pleurer des Rivièresは、いかにもヨーロッパ調、それもパリのブルーな感じが表されていたが、これはあくまで軽く上品。しかし、流れていってしまうだけの音楽ではないのが、この人の「華」の部分だ。コンサーバティブなファッションブランドのコレクションBGMに使われそうな、ファッショナブルなアルバム。

Canoë Rose / Pleurer des Rivières


(★★★★★ 星5つ)
お洒落といえばViktor Lazlo、Viktor Lazloといえばお洒落。Viktor Lazloを知っている40代以上の人であれば、バブル末期にそこここの「カフェバー」で耳にした”Hot & Soul”を懐かしく思うことだろうが、彼女の音楽はバブルとともに消えることもなく、このアルバムでは、軽やかながら流されない特徴あるViktor Lazloの、お洒落で華やかな気分を堪能することができる。

Hot & Soul (1989)


殿堂入り作品

いわゆるお洒落サウンドながら、繰り返し聴きたくなる不思議な魅力を持っている。浮遊感と寂寥感をもった清らかな声は、せつないのにどこかゴージャスさを感じせ、そして夜がよく似合う。その洗練された都会的雰囲気から、発表当時、南青山や西麻布あたりのカフェバーでは、盛んにプレイされた。

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