映画レビュー フッテージ (Sinister)

(★★★★☆ 星4つ)
(★★★★☆ 星4つ)


(★★★★☆ 星4つ)



※少々ネタばれあり 核心は書いていないが注意

原題は「邪悪な」とか「不吉な」を意味する”Sinister”。邦題の『フッテージ』は話の筋を追うと分かるような気もするが、もう少し気の利いた付け方があったのではと思う。ともあれ、犯罪の解明をもくろみその軌跡を追うドキュメンタリーライターの主人公が不吉なことに巻き込まれていくサスペンス仕立てのこの映画は、筋立てが凝っていて面白い。観ながら一緒に謎解きをやっていくような気分になるので、こけおどしのカメラワークや効果音に飽きた人には久しぶりに入り込める映画だろう。

しかしながらこれはサスペンスではなくホラーなので、凶事の原因は「やはりそういう所に落とし所を持ってくるか」という少し残念なもの(超自然的というか)。とことん人為的な凶事で押し通したプロットであればよかったのにと思う。それでもエンディングに向けての急展開ははっとさせるものがあるので、観ても損はない。

気になったのは、主人公の一家は夫婦+子供2人なのだが、そのうちの子供の1人の影が薄い。結末でもその子はお留守?と疑問に思う。その辺はせっかく2人配しているのだから、2人ともしっかり描きこんでほしかった。そんなポイントがありつつも、一筋縄ではいかない展開はなかなか。久しぶりに残虐シーン以外で見せるホラー映画だと思いつつ、続編もありというやり方か?とも思った。(2014/5/13 記)

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