映画レビュー エリジウム (Elysium)

(★★★★☆ 星4つ)
(★★★★☆ 星4つ)


(★★★★☆ 星4つ)

荒廃した地球に住む大多数と、そこから離れた人口の理想郷に住む一握りの超富裕層。そして地球から理想郷へ行くことを目指す主人公。ありがちな設定だが、実際には色々な人物の思惑が交錯していて、思ったよりも筋の展開が複雑で面白い。

潤沢な資金を惜しみなく使ったであろうVFXはさすが。おそらくVFXでなくモデリングしたであろうボディースーツなどはどこかレトロフューチャーの趣があって、その種の映画が好きな人には好ポイントだろう。悪役がまた嫌悪感を催すような卑劣な冷血漢であるところもいいし、一見汚い奴に見えたのが実は…という人物がいるのもいい。

ジョディ・フォスターは冷たげで権力志向な人物を上手く演じていて、出すぎない感じもまたいい。『ブレイブ・ワン』で見せた影のある役柄から進化したように見える。マット・デイモンは相変わらずの肉体派。顔が美男子でないのがこうした役にまたはまるのだろう。結構残虐な爆破シーンもあるので万人には薦められないが、それでも良作。素直に楽しめた。(2014/3/13 記)

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