飲食店レビュー 中華菜館 新新(中華料理 横浜中華街)

あわび。柔らかくて、しかしちゃんとあわびの味がする。
あわび。柔らかくて、しかしちゃんとあわびの味がする。

(★★★☆☆ 星3つ)

中華菜館 新新は、中華街にある店。店は中華街の大通りから一本入ったところにあって、まずまずの広さ。中華街の店というと、高級店は別にして、どこでもかしこでも喫煙しているイメージがあって、「分煙じゃなかったらどうしよう?」と不安だったが、2010年4月施行の受動喫煙防止条例のおかげか、全面禁煙でほっとした。

それはさておき、新新は気軽に入れるところで、一汁四菜で1500円というカジュアルな値段設定のメニューもある。今回は調べて行ったわけではなく、たまたま行き当たりばったりで入ったのだが、入った以上はいろいろ試してみたかったので、1名5250円のメニューを頼んでみた。

全般に、まっとうな料理。味が洗練されているわけではないけれども、ちゃんとおいしい。前菜のクラゲは肉厚だし、海老と魚のすり身で作った自家製中華風かまぼこもおいしい。海老もプリプリ。コースでけっこう食べ進んだところで、炒めそばがどーんとした量で出てきて(これのみ写真なし)ちょっとたじろいだが、値段を払っている相応の満足感は、満腹感とともにある。

料理の出てくるテンポもよく、そのへんはさすがに中華料理屋、この前行って食うのは時間だけだったイタリア料理店とは違う。ポットで頼んだお茶も、ちゃんとなくなる頃にはさっと注ぎ足してくれて、テーブルに臨んでいる間はお茶を切らさないのという中華料理のマナーにあっても安心。なお、英語が堪能な店員さんがいるので、日本語・中国語が話せない外国人客でも英語ができれば安心、他の店員さんも丁寧。これといった特色をはっきり打ち出した店ではないので、後から思い返して印象には残りにくい店かもしれないが、入って失敗ということはない。普通にしてまっとう、平均にしてまとも、誠実な店。

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