シャンパーニュ供養(2017年の未レビュー)


2017年に普段使いで色々試したがレビューを書かなかったシャンパーニュが結構あり、もはや味さえ忘れてしまった物も多いが、一応飲んだという記録のために写真をまとめて載せておく。

他に写真さえ撮り忘れた物もあるが、それはもうしょうがない。それはそうと、名前でやたらVeuveが目につく。フランス語で未亡人のことだ。もちろん未亡人がメゾンを経営したり、勃興させたりして名を馳せたシャンパーニュもいくつかあるが、メゾンがそんなにたくさん未亡人で興されたとは考えにくく、Veuve Clicquotの成功と評判にあやかろうとメゾンの名をつけたのではなかろうかと思う。(ここに挙げたものの中で本当に未亡人に所縁のあるメゾンがあったら申し訳ないが)

シャンパーニュは確かに他のスパークリングワインとは一線を画す味のものが多いが、シャンパーニュであれば何でも美味しいという訳ではもちろんない。いい加減とは言わないが、法定のギリギリの造りをして、あとはイメージで売ろうというものもあれば、真面目に造られているが宣伝にかけるお金がないとか、小規模だとかで意外に安い値付けになってしまうものもある。飲んでみなければ分からない訳で、それが探索する面白さでもある。さて、これを書いているのは2018年の元旦だが、今年はどんなのと出会えるか、楽しみだ。