顔合わせ2件 食事とワインと共に


一昨日は2件、親族と顔を合わせるのが重なった。1つは、俺の妹とじょにお、俺の3人での会食。そしてもう1つは、じょにおのお母さんと俺、そしてじょにおの3人で。前者は前々から一度顔合わせをしようと言っていて、それを実現させたもの。後者は、既に以前じょに母と俺とは顔を合わせていて、買い物に行ったこともあるけれども、うちに来るのは久しぶりのこと。

まず、1件目。妹は神奈川県に住んでいるので、横浜で会おうと、ホテルのレストランを予約しておいて、そこへ向かう。向かった先は横浜ロイヤルパークホテルの68階のレストラン「ル シエール」。

妹にじょにおを実地に紹介していなかったということは、少なくとも3年半位は会っていなかったということ。久しぶりの妹は、会っていない間に色々あった様子をメールや電話で知ってはいたが、見た感じはまずまずの調子な様子。ただ、妹はランチではノンアルコールで行く意向なので、申し訳ないながらも俺とじょにおでシャンパーニュをオーダー。最初はG.H. Mumm Cordon Rouge(マム コルドン・ルージュ)のハーフ。

G.H. Mumm Cordon Rouge
G.H. Mumm Cordon Rouge

色は淡め、泡立ちはまずまず。酸があり、アタックもあって、これは食前酒向け。よくF1の表彰台でシャンパーニュファイトがあるが、まさにあそこで使われているような、さっぱりとした祝福の感じ。じっくり味わうよりはさっと飲んでしまった方がよいように感じた。

食事をしながら、久しぶりに話すが、じょにおも妹も、初対面の人に対しては場を取り持ちつつ会話をつなげる配慮がある同士なので、会話はスムーズ。なだけに、気を使い過ぎないでいられるかどうかが多少気がかりではあったが、人として合わないタイプではなさそうなので、一安心。食事もつつがなく進み、続いてスティルワインに切り替えようかとも思ったが、ポワソンとアントレそれぞれに白と赤を頼むとすると、じょにおと俺とではそんなに量も飲めないので、違うシャンパーニュのハーフを頼むことにした。2本目はLouis Roederer Brut Premier(ルイ・ロデレール ブリュット・プルミエ)。

Louis Roederer Brut Premier
Louis Roederer Brut Premier

Louis Roedererを前に飲んだのは確かVintage 2004だと思ったがいつのことだっただろうかと、ブログを遡ってみたら、ちょうど去年のゴールデンウィーク中だった。さて、今回のこれはスタンダードクラスのシャンパーニュなのだが、さすがLouis Roederer、味わいが豊か。香ばしいトーストやアーモンドのような香り、干しあんずのニュアンスなどの奥深さがあって、Mummよりも風味にコクがあり、こちらは食中酒としても通じる。

2時間半かけて食事をした後は、ホテルの1階のティールームに場所を変えて、夕方まで過ごし、またうちに招いて食事でも、と約して妹と別れ、横浜を離れた。

うちに着いたら、小一時間でじょに母がうちに来るというので、急ぎで準備。食事には早かったので、ワインを用意して出迎えた。味に一家言ある人のこと、ワインはどうしようかと思い、ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュを供したが、気に入ってもらったようで、一安心。少しワインに口をつけつつ話し、以後は多少じょにおがじょに母と仕事絡みの話をする様子だったので、俺は一旦書斎に下がる。その話が終わってから少しだけ軽食をということで、ポルチーニのパスタを作って食べた。作るところをじょに母にしげしげと見られて若干緊張。(笑)しかし、パスタも気に入ってくれたようでよかった。

一日、普段会わない人と会って、場所を変えてシャンパーニュ→ワインと飲んだら、俺の体力は早い時間に終了、夜は11時前には寝てしまった。まあこういう人付き合いも、必要だし、パートナーシップを深めつつ、周りとの関係性を築くのについて、よかったのではないかと思う。