連休バンザイということで、ゆうべはじょにおと1本開けた。じょにおは連休ではないのだけど、まあそこはそのゴニョゴニョ。
どれにしようかと考え、選んだのはこれ。
Taittinger Les Folies de La Marquetterie(テタンジェ レ・フォリー・ド・ラ・マルケトリー)は、テタンジェ社の自社畑で栽培した限定のぶどうを使用したシャンパーニュ。名前が長い。Marquetterieとは寄木細工のことで、使用されるぶどうのシャルドネとピノ・ノワールが交互に植えられていてそう見えることから付けられた名だとか。そいてLes Foliesとは、その畑があまりにも急斜面でなんと馬鹿げた、と言われたところかららしく、日本語に直訳すると「寄木細工の愚行」とは、なんともはや。
テタンジェは今まで、食事の際についでにとか、ジャズハウスで聴きながらとか、ちゃんと向きあったことがなかったので、これにしてみた。
さっそく開栓すると、まず鼻に届くのは香ばしいブリオッシュ香。グラスに注ぐと泡の様子は割とあっさり目にプチプチ弾ける感じ。味はアタックがあって酸やミネラルを感じる。グランクリュで、テタンジェの公式サイトにはローストした肉などにも合うなどと書いてあったので、ふくよかな味を期待したが、どちらかというとドライめな味わい。
時間経過による味わいや香りの変化は少なめ。酔い心地は悪くなく、そのあたりはスタンダードのもっと安価なシャンパーニュに比較するとさすが。しかし、総合的にいうと標準的なシャンパーニュで、良くも悪くもないか、という感じだったのが正直なところ。
さて、今回はシャンパーニュに添えて一緒に食べる物に、チーズのスナックを作った。パルミジャーノ・レッジャーノ100%の、ちょっとリッチな味わいのもの。作り方はこんな感じ。うちではパルミジャーノ・レッジャーノは塊を常備してあるので、それを使用。
これを砕くのだが、おろして粉にしてしまうと、味が平坦になってしまうので、粗さを残して砕く。
ここでこれを返すのだが、このままだとグニグニしているので、うまく返せない。そこで、一旦温度を下げる。濡れふきんを用意して、そこに火から下ろしたフライパンをあてて、温度を下げるとよし。ある程度固まって返しやすい硬さになったら返すが、ここでお好みでバジルや挽きたてのこしょうなどを加えて返すと作るのが楽。
火から下ろしたら、やはりフライパンを濡れふきんで冷まして、焼いた物をペーパータオルなどではさんで余分な油を取る。ある程度冷めたら、ナイフでカットすれば…
他の物とも合わせてセッティングはこんな感じだった。
お試しを。