一人の時にすること


今月は前に書いたとおり、じょにおも俺も出張がある。前に書いたのに加え、さらに月末あたりに俺が大阪に1泊で行くのも加わって、結局2人揃って家にいるのは3分の1ほど。今はじょにおのいない時期で、もうじき約2週間になる。

じょにおがいないとどうも家にいて所在なく、リビングにいたかと思えば書斎でPCをいじってみたり、かと思うと寝室のくつろぎスペースに行ってみたり(寝室にもソファーとローテーブルその他があって、映画を観る時にはそっちで見たりする)、どうにも居場所が落ち着かない。
そして今週は特に夜寝つけず、毎日寝るのが3時過ぎ。朝普通に会社に行って、ジムにも行って、疲れているはずなのにどうも寝れなかった。どうやら緊張が抜けないのが原因らしく、週末の休みに入ったらゆうべはしっかり寝られた。(笑)

さて、一週間仕事であれこれすることがあって、そうした寝不足の中頑張ったので、シャンパーニュでも開けるかと画策。しかし、うちにあるのはフルボトルばかりで一人では飲み切れないし、一人で開けると怒られるようなものばかり。(笑)←俺が趣味でささやかに飲んでいるものだが、実はじょにおも楽しんでいたりする

なので、じょにおに「そんな高くないのでいいから~」と懇願のメールを送り、許可を得てハーフを買って飲むことにした。これは「今月の一本」のカウント外! で、買ってきたのはこれ↓

ちゃんとハーフサイズである証拠写真。(笑)
ちゃんとハーフサイズである証拠写真。(笑)

Nicolas Feuillatte Brut Réserve Particulière(ニコラ・フィアット ブリュット・レゼルブ・パルティキュリエール)。名前は長いが、スタンダードなシャンパーニュ。前にクオーターサイズのカジュアルラインOne Fo(u)rを飲んだが、レゼルブ・パルティキュリエールの由来はというと、メゾンの創設者ニコラ・フィアットが友人のために造ったものなのだとか。ごたくを並べるとなると、やはりメジャーなメゾンだけに色々あるのだが、あらたまらずに飲める物ということで、軽く開栓。

グラスに注いだところ。
グラスに注いだところ。

ちょっと色が濃く写っているが、実際はもっと淡い。泡は注いだ時には勢いがいいが、すぐに落ち着き、細く立ち上る。香りはOne Fo(u)rに似ていて、洋梨やリンゴのようなフルーティーなものだが、それに加えて若干軽いナッツのような香りが加わっている。酸味は軽く、甘味はOne Fo(u)rよりも少なく(そのあたりはBrutだ)、ほんの僅かに苦味がある。(意外かもしれないが、シャンパーニュに苦味が生じるものはある)夜、つまみとともに飲んだが、こういう味のシャンパーニュは食事の前や最中に軽く飲むものなのだろう。

つまみはワインのために栽培されたというトルコ産の白いちじくを干したもの、スモークタン、Presidentカマンベールを用意。

ちょっと食事っぽいつまみ。
ちょっと食事っぽいつまみ。

「人がいない間に贅沢して!」とじょにおに怒られないように言い訳をしておかねば。スモークタン以外は家にあったのだ。

飲み進めると、最初の軽やかさよりはナッツ香が前に出てくるようになり、大人の味になる。スタンダードなシャンパーニュだが、面白い。

面白いといえば、ニコラ・フィアットは日本で面白いCMを作っている。テレビでは見たことがないが、こんな感じ↓

日本人をわざわざ使っているが、ユーモアのセンスはフランスっぽい。次にシャンパーニュを開ける時はじょにおと一緒がいいなあ。