日々の記録 4連休初日


世間的には土日祝日が休みの人は3連休だが、俺の勤めている会社は節電対策で7月・8月・9月は各1日ずつ有給休暇を一斉に取得してオフィスをクローズする日が定められ、今度の火曜日が休みになったので、4連休。

さて、初日の昨日は珍しく午前中に起きて、家事をいろいろしてから午後になってVODIXに行って少しポロシャツなど買い、原宿ついでにジムでワークアウト。休みに身を入れてワークアウトしたのは久しぶり。家に帰って少し昼寝をし、夕食に出かける準備をする。じょにおの弟の就職内定祝いに、レストランを予約しておいたのだ。

行った先は小田急ホテルセンチュリーサザンタワーにあるカジュアルフレンチのトライベックス。お祝い事だから少しごちそうして、でも学生だからそんなに贅沢ではない所ということで、ここを選択。カジュアルとはいっても、結局プリフィクスコースにそれぞれ好みのオードブルを1点ずつ追加し、シャンパーニュをボトルで開けてグラスワインも飲むと、まずまずお祝いらしくはできたか。

トライベックス入口。
トライベックス入口。

レビューはそのうちレビューコーナーに掲載することにして、このブログは飲んだシャンパーニュの記録も兼ねているので、ここでは今回飲んだシャンパーニュのことを。

今回飲んだのはTaittinger Cuvee Prestige Rosé(テタンジェ・キュヴェ・プレステージ・ロゼ)。1734年創業と歴史があり、ジェームズ・ボンド愛飲の(という設定になっている 他にはボランジェも。というかボランジェの方がそのエピソードでは有名か)シャンパーニュ。ロゼのシャンパーニュの製法は、白ワインと赤ワインをブレンドする方法と、黒ぶどうの果皮を浸けて色を出すマセラシオンという方法(手間がかかり、品質が安定しにくいのであまり採用されない)があるらしいが、このロゼは前者の方法で作られながら、その混ぜあわせる赤ワインの色付けにはマセラシオンを用いるという、いわば折衷法を採っているようだ。

さて、開けた印象だが、注いだ時の泡立ちは非常にきめ細かく、細く長く立ち上り、長く続く。ロゼの色調は上品で透明感があり、しかし浅くはなく、まさにお祝いにはうってつけの華やかさ。味わいはフルーティーで、含まれるシャルドネの爽やかさを伴い、やや甘い。香りも親しみやすいベリーのような香り。尖ったところがなく、バランスがよくて、万人に愛される味。尖ったところがない、と言ったが、同じロゼでもモエ・エ・シャンドン・ブリュット・ロゼよりは面白みがあって、飲んでいて心地良い。この間アンドレ・クルエで散々な目に遭って、今月はちょっと飲み直したい気分だったので、これで挽回した感じだ。(笑)

色味はだいだいこんな感じ。
色味はだいだいこんな感じ。
ミュズレー。
ミュズレー。

さて、こうしてシャンパーニュでスタートして2時間強ゆっくり食事をしてからレストランを出たら、俺はトイレでスーツからタンクトップ・短パンに着替えてアゲハへ。友達と待ち合わせをしていたので、時間的にそのまま行った方がよかろうと、着替えを持って出ていたのだ。トイレで着替えるって。(笑)

今回は、時々クラブで一緒に遊ぶとんとと(またの名を「死の商人」)がいないので、激しく飲むこともなく、比較的まったり。人出は多くてクラブ内どこへ行ってもたくさんの人だったが、遊びのペースとしてはゆったりめで過ごした。因みに「どこへ行っても」と言ったが、会場内ではゆるぽナイトなどという恐ろしいものがあったので、そこの近くを通りかかる時には脳内モザイクをかけておいた。

そして朝帰りをして、一息ついて寝て、今日は昼に起きた。外は相変わらずの晴れよう。暑さも尋常ではないようなので、今日は日中は出かけずにすごす。実は、2年前の連休の日曜日、この家に引っ越してきたのだった。同居して2周年なのだ。相変わらず楽しく仲良く暮らしている。じょにおに感謝。